【ガンダム】『逆襲のシャア』ラストシーンでアムロとシャアはどうなった? 生存説と死亡説があるのはなぜ? 

 『機動戦士ガンダム』シリーズをよく知らない人にも、「ガンダムに出てくるキャラだよね」と認識されているキャラクターがいる。中でも、アムロ・レイやシャア・アズナブルは認知度が高いキャラクターだろう。そんなアムロとシャアが、作中でどのような最期を迎えたのかご存知だろうか? 実は、ファンの間でもアムロとシャアの最期については意見が分かれているのだ。

アムロとシャアは『逆襲のシャア』で死亡した?

 何故ファンの意見が分かれているのかというと、ガンダムシリーズ内でアムロとシャアの最期がはっきりと描かれていないからだ。ゲームや小説、漫画など、作品によっては設定が異なるが、アニメ作品においては消息不明という扱いになっている。

 2人が揃って登場するのは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が最後となる。シャアは新生ネオ・ジオン軍を率いて地球連邦軍と敵対。地球を居住不能な星にして人類を粛清するべく、かつてネオ・ジオンの本拠地であったアクシズを地球へ落とそうと画策した。アムロは地球へと落下していくアクシズの軌道を変えることには成功するものの、アクシズ、シャアと共に消息を絶った。

 『逆襲のシャア』のその後の世界を描いた『機動戦士ガンダムUC』では、アムロは戦死した扱いになっている。『逆襲のシャア』に続いて登場しているブライト・ノアの部屋には、遺影のようにアムロの写真が飾られていた。

 加えて、最終話ではアムロ、シャア、ララァ・スンが思念体で登場した。ガンダムシリーズでは、思念体で登場するキャラクターは死亡しているケースが多い。『UC』でも、戦死したマリーダ・クルスが思念体となって現れている。さらに、アムロ、シャアと共に登場したララァは過去に戦死しているキャラクターだ。そのためアムロとシャアも思念体として登場した以上、死亡していると考えるのが自然だろう。

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