『ドラゴンボール』『スラダン』『トリコ』……名作漫画オマージュで話題の『僕とロボコ』爆笑パロディいくつ気づいた?

 「週刊少年ジャンプ」にて連載中のギャグ漫画『僕とロボコ』。『約束のネバーランド』のスピンオフ『お約束のネバーランド』を手掛けた宮崎周平による作品だが、ファンの間でもよく話題になるのが名作漫画からのオマージュだ。特にジャンプ作品は多く採用されており、絶妙なタイミングと角度から様々なパロディが放り込まれている。今回はそんなジャンプ愛溢れる『僕とロボコ』に出てくるパロディをいくつか紹介しよう。

あえてそこを切り取る? 斬新すぎるパロディ

 代表的なものとしては1話で出てくるナッパのヒザ。メイドロボ「OM(オーダーメイド)」であるロボコのヒザが、『ドラゴンボール』に登場するサイヤ人・ナッパのヒザに似ているというネタだ。『ドラゴンボール』の脇役であるナッパのヒザというまさかの着眼点と、そのパワーワードに度肝を抜かれた読者も多い。

 映画が大ヒットした『SLAM DUNK』のパロディも多く登場している。中でも25話で出てくるガチゴリラとモツオのハイタッチのシーンは有名だ。これは山王戦のクライマックスで桜木花道と流川楓がハイタッチするシーンのパロディだが、唐突に出てきた名シーンに対してネット上でも「流れるようなパロディ」「感動した」など絶賛の声が上がっていた。

 6話のロボコと猫たちが寝ているシーンも『SLAM DUNK』のパロディ。こちらは翔陽戦後の湘北のロッカールームのシーンだが、さすがに細かすぎて気付づないという人も多かったよう。初見で気づいた人は相当なSLAM DUNK愛の持ち主だろう。

■大ネタから小ネタまでふんだんに散りばめられたジャンプ愛

 『僕とロボコ』では『トリコ』のパロディも登場している。69話では『トリコ』に登場したガララワニがそのままの姿で出てきており、セリフもほぼ同じものとなっていた。あまりの再現性の高さに「マジでそのまんまで笑った」「しまぶーが描いたのかと思った」という声が上がっていた。

 また『HUNTER×HUNTER』のパロディも非常に多い。52話はガチゴリラとモツオが下半身丸出しのボンドにどうにかしてパンツを穿かせようとする回だが、こちらは1話丸ごと『HUNTER×HUNTER』の回と言っても過言ではない。キメラアント編からG.I.編のドッジボールのシーン、ナレーションの多用など『HUNTER×HUNTER』ファンにはたまらない回となっている。特に王(メルエム)とネテロ、ゼノが対峙するシーンのパロディは人気で、「クオリティ高すぎ」「パンツ穿かせるだけでここまで盛り上げるのがすごい」といった意見が見られた。

 ちなみに『SLAM DUNK』のパロディで紹介した6話にも『HUNTER×HUNTER』のパロディは登場している。ボンドのママが持っている包丁が、なぜかクロロが使っていたベンズナイフになっているのだ。多くの人が見過ごしてしまうような細かいネタに思わず、「俺じゃなきゃ見逃しちゃうね」と思ったHUNTER×HUNTERファンもいたかもしれない。

 大ネタから細かいネタまでこれでもかというぐらいにジャンプ漫画のパロディを散りばめている『僕とロボコ』。登場するシーンやセリフが何の作品のパロディかを発見する楽しみはもちろんだが、その発見を機に元ネタである作品を読み直すこともおススメしたい。

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