「十二国記」山田章博原画展が開催 圧倒的な迫力と躍動感で描かれた作品世界を堪能

 シリーズ累計1300万部突破。1991年刊行の『魔性の子』からはじまった小野不由美による大河小説「十二国記」。その壮大な世界観を30年以上にわたって美麗なイラストで彩ってきた、山田章博の原画展が、宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」で、1月21日より開催される。

 東北初となる本展覧会では、過去最大規模となる150点以上の直筆原画が集結。2022年9月刊行の『「十二国記」画集《第二集》青陽の曲』に収録されている「新潮文庫」《完全版》の装画・挿絵作品を中心に、「講談社X文庫ホワイトハート」版の装画・挿絵、グッズ・イベント用の描きおろし作品に加えて、初公開となるラフ画も特別展示し、「十二国記」シリーズの30年史を辿る。

 ほか連動イベントやオリジナルグッズの販売、コラボメニューの提供など楽しみが盛りだくさん。美麗で繊細かつ圧倒的な迫力と躍動感で描かれた、壮大な山田章博の作品世界の軌跡を体感しつつ、贅沢な企画展を満喫したい。

■特別企画展 開催概要 

「萬画の国・いしのまき」石ノ森萬画館第88回特別企画展
「十二国記」山田章博原画展
会期:2023年1月21日(土)~2023年4月9日(日)
会場:石ノ森萬画館 2階企画展示室(宮城県石巻市中瀬2-7)
時間:9:00~17:00(入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:毎週火曜日(3/21、3/28、4/4は開館、3/22(水)は休館)
観覧料:大人900円/中高生600円/小学生250円/未就学児無料(常設展観覧料含む)
主催:石ノ森萬画館
協力:新潮社

【詳細はこちら】
https://www.mangattan.jp/manga/exhibition/21088/

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