ブルゴーニュの今がわかる『Winart』2023年1月号 日本ワインコンクールの金賞ワインも紹介


 1998年12月創刊の人気ワイン専門誌である『Winart(ワイナート)』(美術出版社)。食やお酒にこだわる本格指向の人々へ、ワインを中心とした豊かなライフスタイルを提案。定評のある美しく洗練されたビジュアルで、“ワインのいま”を知る、旬な情報を発信している。

 その『Winart(ワイナート)』2023年1月号(111号)が2022年12月5日(月)に発売される。巻頭のフランス ブルゴーニュ特集。

 ワインファンの中で根強い人気を誇るブルゴーニュ。高貴で上品なピノ・ノワールのワインを好む人は多く、その中でもダントツで人気なのがブルゴーニュですが、生産量が少ないこともあり、その希少性から、近年は一部投機の対象となる造り手のワインも出始めています。高くて入手困難、閉鎖的産地ゆえ外部からの新規参入もむずかしい、というブルゴーニュにおいて、じつはいま、生産者に新しい動きが起こっている。

 フランスの別の産地から、また他国からブルゴーニュにやって来て、果敢にワインを造りに取り組む情熱的な生産者の参入、そして、ブルゴーニュにて世代交代によりワイン造りを引き継いだものの、そのまま踏襲するのではなく、独自の方向性に舵を切る若手生産者たち。

 今回の特集では、こうした背景をもつ注目の12の生産者にフォーカスをし、現地取材にて、彼らのワイン造りの哲学、造られるワインに迫っている。他にもブルゴーニュ取材の生産者のワイン60本など、充実した内容だ。

 特別記事は、「日本ワインコンクール2022」。コロナ禍の影響で2年連続で中止となり、2019年以来3年ぶりに開催された「日本ワインコンクール2022」。18回目の今年は、全国から108軒のワイナリーが参加、コロナ対策で出品数が制限されるなか706点がエントリーし、うち24点が金賞を受賞。本記事では全金賞ワインのご紹介とともに、コンクールから見える日本ワインの最新事情を伝えている。

雑誌情報
『Winart(ワイナート)2023年1月号 111号』
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売:株式会社美術出版社
価格:1,800 円+税
発売日:2022年12月5日(月)
仕様:164ページ、 A4

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