野田クリスタル、誕生日に『ONE PIECE』考察を披露 カイドウ生存説からプルトンの正体まで「外れたら土下座」
お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが11月28日、36歳の誕生日を迎えると同時に、YouTubeでライブ配信を行い、『ONE PIECE』(ワンピース)に関する最新の考察を語った。
配信のタイトルは誕生日とはまったく関係なく、「ONE PIECE 野田栄一郎の外れたら土下座考察」。“当たりすぎる”と話題のONE PIECE考察を披露するものだ。
配信の概要欄には「鬼のようにネタバレをしていきます。104巻をお持ちの方はご準備ください」とあり、冒頭、野田は口頭でも「(『ONE PIECE』を)読んでいない方、途中で読むのをやめてしまった方、ライト層の方、全員をガン無視して、ガチガチ『ONE PIECE』を読み込んでいる人用の配信となっております。(中略)誕生日おめでとう、と言いに来てくれた方、おそらく30分後には半分になっていると思います」と宣言。コミックス最新刊となる104巻を片手に、野田はトークを展開していく。
※以下、『ONE PIECE』のネタバレを含みます。
この日のトピックスは3つ。ひとつめは、「カイドウ生存説」。ふたつめは、「プルトンの正体」。そして最後が、「ロードポーネグリフが赤い理由」。そのすべてがつながる形で考察が展開されている。
未見の『ONE PIECE』ファンはネタバレを覚悟の上で、アーカイブを視聴していただきたいところだが、冒頭の「カイドウ生存説」のみ引用する。カイドウは「百獣海賊団」の総督で、長きにわたって新世界を牛耳る「四皇」の一角として恐れられてきた、作中最強クラスの大海賊だ。覚醒したルフィに敗れ、同じく四皇のひとり“ビッグマム”ことシャーロット・リンリンとともに、ワノ国のマグマ溜まりに沈んだ。
野田の考察はこうだ。最初にビッグマムがマグマに落ち、その近くにカイドウが落ちる、という描写から、その衝撃で一瞬、ビッグマムは意識を取り戻したと予想。危機的状況のなか、ビッグマムは「ソルソルの実」の能力(※人から寿命を奪い、魂<ソウル>というエネルギーに変換して、生物/無生物に分け与えたり、自身の身体を強化したりできる)を使い、マグマに魂を与える。言うことを聞く「ホーミーズ」になったマグマに、ビッグマムは「ここ(マグマ溜まり)から出せ」と命令し、地上に連れ出させる。これが、その後にワノ国で起きた海底火山噴火につながる。噴火で「パイロブロイン」という物質(※海楼石に含まれる粒子)が空に運ばれ、ワノ国の上空に「島雲」を形成。現在そこに、ビッグマムとカイドウがいる……という予想だ。
配信では、その根拠が細やかに語られており、考察を聞きに訪れた『ONE PIECE』フリークも唸っていた。数話後か、数ヶ月後か、はたまた数年後か、野田が「外れたら土下座」とまで宣言して明かした考察の答え合わせが待ち遠しい。