『ゴールデンカムイ』『ゴールデンゴールド』.......GWに一気読みしたい「ゴールデン」漫画5選
『数学ゴールデン』藏丸竜彦
数学の超絶難問を競い合う「数学オリンピック」。そこに青春の全て捧げる少年少女たちの熱き戦いを描く。
勉強よりもスポ根要素が強めの本作。数学という名の競技に、努力や根性で向き合う登場人物たちの姿は、思わず圧倒されるほどの凄みがある。もちろん作中には数学の問題が登場(解説付き)するので、ぜひトライしてみては?
『ゴールデン・デイズ』高尾滋
曾祖父・慶光の死と転落事故をきっかけに、大正時代へとタイムスリップしてしまった高校生の光也。そこで、若き日の慶光と間違われてしまった光也は、記憶を失った慶光として大正時代を生きていくことに。時代を超えて受け継がれる友情、そして愛を描いた大正浪漫ストーリーとなっている。
物語が進むにつれて明らかになる、生前の慶光が口にした後悔の言葉の意味。そして、登場人物それぞれの想い。涙なしでは読めない作品となっているが、読後は不思議と悲しさではなくあたたかさに満ちている。光也がタイムスリップ先で紡ぐ“ゴールデン・デイズ”をぜひ見届けてほしい。