『ONE PIECE』“ひとつなぎの大秘宝”の正体は? ワンピース研究家が明かす最新考察

「『ONE PIECE』の世界は、レッドラインやカームベルトで海が分けられていますが、“ひとつなぎの大秘宝”を見つけると、世界中を自由に行き来できるようになるという説もあります。レッドラインを沈める装置やら情報があって、それによって世界がひとつにつながり、海軍も海賊も世界政府もなにもない、自由で平和な世界が訪れると。サンジが探している、世界中の魚が集まる海“オールブルー”の伝説も、世界がつながった後の海なのかもしれません。

 ただ、あまりにスケールの大きな話なので、私自身はこの説に懐疑的でした。海を自由に行き来できたところで平和になるとも思えませんし。ところが、ここにきて『ONE PIECE』では“太陽の神ニカ”の存在が匂わされたり、ロビンが悪魔化したりと、神話的な要素が増えてきて、予想を超えたスケールになってきました。そうなると、“ひとつなぎの大秘宝”によって世界がつながるといった説も、あながち否定できないような気もします」

 考えれば考えるほど、謎が深まるばかりの“ひとつなぎの大秘宝”。その正体が気になって眠れない日々は、まだしばらく続きそうだ。

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