RIZINアンバサダー・くるみが語る、最初で最後の写真集 「詐欺じゃなく、本当にこれが最後です」
「最初で最後の写真集に」
――エッセイは「目標」「幸」「自分」「親友」「幼少期」「ルーツ」「モデル」「笑顔」「格闘技」の9つのテーマで書かれています。これらのテーマを選んだ理由は?
くるみ:本作を通して素の私を知ってもらいたい気持ちがあったので、自分が大事にしていることや生きてきたなかでターニングポイントになったことを選んで書きました。モデルのお仕事をしていると、なかなか自分の言葉を発する機会が少ないんですよね。今回、書かせていただけてとても楽しかったです。
――「幼少期」や「ルーツ」など、過去を振り返るテーマが続いているのが気になりました。
くるみ:写真集を出すのは、本作が最初で最後と決めていますし、今後自分のことを語る機会もそうそうないと思うので、これまでを振り返って書いてみようかなって。
――改めて、振り返ってみていかがでしたか?
くるみ:20歳過ぎまで、いろんな国が混ざったクォーターであることがコンプレックスでした。でも、仕事で海外に行くようになって現地の人とコミュニケーションをとるうちに、それはコンプレックスに感じることではないんだと、自分を認められるようになったんです。日本では、ハーフやクォーターというと比較的珍しい存在ですが、海外ではむしろ普通なこと。悩んでいても変わらないですし、今は「ラッキーじゃん」くらいに思えるようになりました。これも、私の個性なんだって。
――その通りだと思います。ちなみに、いちばん得意な言語は日本語ですよね?エッセイも、英語や中国語だと違った表現になるのかな?と気になって……。
くるみ:北海道出身なので、得意な言語は日本語です。英語や中国語を使おうなんて全く考えませんでしたし、何なら、締め切りギリギリまで何も書いていませんでした(笑)。私、追い込まれないとできないタイプなんですよね。時間があると、逆に何もしなくなっちゃう。幸い、提出直前の夜中に2時頃に「今なら書ける!」ってなって、30分で一気に書き上げました。
――30分で9本は凄いです(笑)。もともと文章を書くのは苦手だったんですか?
くるみ:いや、得意な方でした。子どもの頃、書いた作文が学校で選ばれて文集に載ったこともありますから。とはいえ、書けるときもあれば、全く書けないときもありますよね? 大人になってから文章を書く機会も減っていましたし、自分の言葉を発するタイミングも少なかったので。久々に書いてみたら、やっぱり楽しいなって思いましたよ。
――よかったです(笑)。今回、写真集やエッセイを通して、改めて自分を表現してみてどうですか?
くるみ:そうですねぇ。早く感想が知りたいです(笑)。「みなさん、どう思うんだろう?」って気持ちの方が今は大きいですね。
――逆に、どう見てもらいたいですか?
くるみ:ちょっと話がズレるかもしれないんですが、夕景シーンの写真をセレクトしているとき、たまたま優里さんの『ドライフラワー』が流れてきたんです。曲を聴いていると「写真の世界観とめっちゃあうじゃーん」ってテンションが上がりました。だから、ぜひみなさんにも『ドライフラワー』を聴きながら見てもらいたいですね。
――撮影中からセレクトまで、ずっと音楽と隣り合わせだったんですね。昔から音楽を聴くことが好きだったんですか?
くるみ:そうですね。小学生の頃は常にiPodを持ち歩いていて、家にイヤホンを忘れると遅刻してでも取りに帰っていました。音楽がないと落ち着かないくらい、常に聴いてます。
――お話しさせていただいて、くるみさんの明るいキャラクターがなんとなく掴めた気がします。ちなみに、写真集は本当にこれが最初で最後なんでしょうか?
くるみ:詐欺じゃなく、本当にこれが最後です!(笑) 自然な表情がたくさん詰まっていることは確かなので、ぜひ写真集を手に取っていただけたら嬉しいです。
■書籍情報
『くるみ1st写真集 KURUMI』
定価:本体2,500円+税
出版社:KADOKAWA
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