WEAVER 河邉徹『僕らは風に吹かれて』重版決定&出版記念サイン会開催

 スリーピース・ピアノロックバンドWEAVERで、ドラムと作詞を担当しながら、小説家としても活躍している河邉徹の新作小説『僕らは風に吹かれて』(3月10日/ステキブックス刊)が発売され、発売1週間で重版が決定した。

 本作は、河邉にとって4作目にして、はじめて音楽・バンドについてをテーマにした小説となった。コロナ禍の影響で、自身も思うようにバンド活動ができなくなった中で書き上げた一作。作中にも時世を思わせるエピソードが盛り込まれており、今だからこそ書き上げることができた作品といえる。バンド活動をする河邉だからこそ描けた、音楽的な観点からも楽しめる内容となっている。

 そんな本作の出版を記念したサイン会&オンライントークショーが、4月24日にSHIBUYA TSUTAYAで開催されることが決定。トークショーには、河邉、竹田昌和(ウソツキ)、白井将人(Halo at 四畳半)が参加。3人はプライベートでも親交があり、以前「そっくり3」というバンド名でライブをしたこともある仲。本作でも描かれている現代のバンド事情を、3人がリアルに語り合う。

■書誌情報
『僕らは風に吹かれて』
著者:河邉徹
装画:こざき亜衣
装丁:中田舞子
定価:1,260円(税込 1,386円)
電子書籍版も発売中

■作品概要
ファッション系のインスタグラマーとして活動する湊(みなと)は、天才的なボーカリストである蓮(れん)に誘われ、蓮が率いるインディーズバンド「ノベルコード」に参加することに。すでにメジャーデビューも視野に捉えているノベルコードは、蓮の思惑通り音楽シーンを駆け上がるーー。バンドの物語と、その状況に翻弄される湊の物語を、昨今の「コロナ禍」をキーワードにして交錯させている。

■河邉徹(かわべ・とおる)プロフィール
1988年6月28日、兵庫県生まれ。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年5月に小説家デビュー作となる『夢工場ラムレス』を刊行。2作目の『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。2020年8月に3作目『アルヒのシンギュラリティ』を刊行。WEAVERとしては、2021年4月に、大阪・東京を巡るツアーの開催を予定している。

■イベント情報
・サイン会(宛名あり)
日時:4月24日 14:00スタート(13:45 2階特設会場付近集合)
会場:SHIBUYA TSUTAYA 2階特設会場
詳細:https://ameblo.jp/shibuya-tsutaya/entry-12664070532.html

・オンライントークショー
配信日時:4月24日 18時スタート
配信URL:SHIBUYA TSUTAYA 公式YouTubeチャンネル「シブツタChannel」
https://www.youtube.com/channel/UCtgjnbczWYr4b8Q28z4euXA

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