「新型コロナ」を防ぐ住環境とは? 建築家や研究者の知見をまとめた『建築知識』12月号

 「新型コロナ」を防ぐ住環境を提案する『建築知識』12月号が11月20日に発売された。いまだ感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。飛沫感染や接触感染の対策が日常的に求められるようになり、暮らし方や働き方など私たちの生活が大きく変化している。

 本特集では、新しい生活様式を取り入れたウィズコロナ、アフターコロナ時代のさまざまな空間に必要とされる“対コロナ”設計方法を建築家や研究者の知見をもとに解説。「家の中に菌を持ち込ませない工夫」や「オフィス、病院、飲食店で感染症を防ぐために気を付けるポイント」、「密にならない換気量の基準」など建築的視点からの新型コロナウイルス対策はもちろん、自由に移動ができず、家の中にいることが多い今の時代に合った「小さな工夫で解決するリモートワークに適した間取り」や「手軽に買える新型コロナ対策商品」、「もしもの時に知りたい住宅ローン減税の適用要件や融資関係再確認」など新型コロナウイルスで変わった生活に対応する情報も。建築の仕事に従事する人はもちろん、飲食店や小売店、そして病院に勤める人など、リモートワークが増えた人など幅広い層に需要がある特集となっている。

 また、人気漫画家・大川ぶくぶが手掛ける表紙は本号で最後となる。

■書籍情報
『建築知識』2020年12月号
特集名:新型コロナに負けない建築の性能と間取り
出版社:株式会社エクスナレッジ
発売日:2020年11月20日
価格:¥1,564+税

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