『鬼滅の刃』終了後も勢い止まぬ『週刊少年ジャンプ』 2020年上半期、注目すべき新連載は?

 『タイムパラドクスゴーストライター』は、タイムリープ×漫画家の漫画。主人公は、『週刊少年ジャンプ』での連載を夢見る漫画家・佐々木哲平。彼は、たびたび週刊少年ジャンプ編集部にネーム(漫画の脚本のようなもの)を持ち込むものの、ことごとく拒否される。そんな折、自宅の電子レンジに雷が直撃し、扉を開けると、「10年後の週刊少年ジャンプ」が届いていた。哲平は、そこで新連載の漫画「ホワイトナイト」を読んで感銘を受け、当作のパクリでネームを描き、編集部に持ち込む。なんと、そこで連載が決まってしまったのだ。しかし、一連の出来事により、「作者アイノサツキの「ホワイトナイト」が連載される時間線」が狂っていく。

 第1話のラストにはぜひ衝撃をうけてほしいので、これ以上は明かせない。ジャンプで漫画家の漫画といえば、かつて『バクマン。』があったが、本作は『バクマン。』と同じく人気作になれるか。

 『ハイキュー!!』、『ワンピース』、『僕のヒーローアカデミア』など、長期連載の王道は健在だが、一方で『呪術廻戦』、『アクタージュ』、『Dr.STONE』、『チェンソーマン』などのネクストブレイクも充実している。

 新連載では他にも、『あやかしトライアングル』『森林王者モリキング』『ボーンコレクション』『AGRAVITY BOYS』など、続々と面白い作品が生まれているジャンプ。その勢いはまだまだ続きそうだ。

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