山田涼介が表紙を飾る『小説 野性時代』2月号 宮部みゆき『三島屋』待望の新シリーズ開始

 月刊文芸小説誌『小説 野性時代』2月号(No.195)が、1月11日にKADOKAWAから発売された。

 2月号は、宮部みゆきの『三島屋』待望の新シリーズ『火焔太鼓 三島屋変調百物語七之続』がスタート。これまでの巻で語られた妖しいお語や登場人物の紹介を軸に、シリーズの魅力を徹底解説した、新連載記念特集「“黒白の間”からの招待状」も掲載されている。

 また新連載として、幻想怪奇小説の名手である小池真理子によって描かれた、甘美で妖しい予感に包まれたゴーストストーリー『アナベル・リイ』が開幕。さらに、長岡弘樹も新連載『死人の家』を開始。大病院を舞台にした緊迫の医療ミステリになっている。

 読切は奥田英朗『風船に乗って』と、山本一力の人気シリーズ第4弾となる『上は来ず 長兵衛天眼帳』が掲載。

 綾辻行人の『Another 2001』と、神永学『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言』、畠中恵『悪人月草』、楡周平『ヘルメースの審判』はそれぞれ最終回を迎える。

■書誌情報
『小説 野性時代』第195号 2020年2月号
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2020年01月11日
定価:本体800円+税
https://www.kadokawa.co.jp/product/321901000096/

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