INI、5周年でなお伸び続ける強さ 『ANTHEM』82.3万枚、10作連続記録、初東京ドーム公演に結実した積み重ね

 今年結成5周年、11月にはデビュー5周年を迎えるINIが、今もなお大きな成長を遂げている。9月16日にリリースした9thシングル『ANTHEM』は、Billboard JAPANで初週82.3万枚を記録し(※1)、ウィンターシングル『THE WINTER MAGIC』を含むシングル作品として10作連続でハーフミリオンを達成。さらに、9月16日から17日の2日間にわたり、初の単独東京ドーム公演を開催するなど、CDセールスとライブ規模の両面でグループの現在地を更新した。

5年目も熱量を絶やさない、INIとMINIの関係性

 もちろん、デビューからの年月を重ねるなかで、活動規模が広がっていくのは珍しいことではない。ただ、INIのようにサバイバルオーディション番組から誕生したグループには、デビュー前からすでに強固なファンダムが形成されているという特徴がある。数カ月にわたり、推しをデビューさせるために布教活動を行ってきたファンにとって、デビューはひとつの到達点だ。だからこそ、サバイバルオーディション番組出身グループは、その先で新たな物語を生み出し続けることが求められる。

INI|'Rocketeer' Official MV

 そう考えると、INIが5周年を迎えた今も成長を続けていることのすごさが、より際立つ。デビューシングル『A』の初週売上は、Billboard JAPANで48.9万枚。それに対し、5周年イヤーにリリースされた『ANTHEM』は82.3万枚と、約33.4万枚も数字を伸ばしている。この伸びは、オーディション時から支えてきたファンの熱量だけでは説明しきれない。その一方で、新たなファンを獲得するだけでも、ここまで継続的に数字を伸ばすことは難しいだろう。既存ファンとの関係を深めながら、新たな支持層へと裾野を広げる――ここに、彼らの強さがある。

INI|'You Know What To Do' Official MV

 既存ファンに対しては、ファンクラブの常設コンテンツや、今年4月にスタートしたコミュニケーションサービス『INI COMMUNE』(=メンバーからのメッセージや写真、動画、音声が届き、チャット形式で返信を送ることもできる)、YouTubeコンテンツ『INI FOLDER』などを通して、日常の中でINIを感じられるコンテンツを発信してきた。このように、カムバック時期以外にも継続的な接点があるおかげで、ファンの熱量が途切れにくい。しかも、こういったコンテンツは、INIがMINI(INIファンの呼称)のためにと考案したものが多く、ファンはそのたびにINIからの想いを受け取ることができる。その結果、今のINIとMINIの相思相愛な関係性が育まれてきたのではないだろうか。

[INI FOLDER] EP.141 スイカ割りバトル🍉〜後編〜

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