BE:FIRST、Number_i、JO1、&TEAM、ONE OR EIGHT……日本発ボーイグループの全米進出が本格化、それぞれのグローバル戦略

&TEAMはアジアで実績を積み上げて世界に挑戦

&TEAM 'We on Fire' Official MV

 一方、アジア圏で着実に実績を積み上げた結果、米国など世界の音楽シーンで評価を集め始めているのが&TEAMだ。日本にて初のドーム公演を行ったことも記憶に新しい&TEAMだが、米国進出への転機となったのは2025年10月、満を持しての韓国本格デビュー。その直後からストリーミングサービスで世界各地のリスナー数が増加し、アメリカ国内の最大リスナー数がSpotifyで約2.4倍、Apple Musicで実に約3.8倍へと急増した。

 特に米国でのファン数の伸びは大きく、2025年6月からの1年間でWeverse(韓国発のグローバルファンコミュニティプラットフォーム)における米国のファン登録者数は約1.6倍となった。この増加数は本拠地・日本すら上回っているという。そうしたファンダムの形成によって、今年4月リリースの3rd EP『We on Fire』は、米国向けの出荷数が前作の倍以上に。そして、米Billboardのメインチャート「Billboard 200」では、同作が初登場52位にランクインを果たし、日本出身のグループとしては初のチャートインという快挙を成し遂げた。 

 そんな追い風の中で2026年8月、&TEAMは満を持して初のアメリカ現地プロモーションを実施。「グラミー・ミュージアム®」にて、8月12日に開催された特別イベント「Global Spin Live: &TEAM」では、チケットが販売開始と同時に完売。『KCON LA 2026』では、彼らのパフォーマンスに対して、米Billboardは「なぜ彼らが『パフォーマンスモンスター』と呼ばれるのかを証明した」と称賛。米音楽メディア「InMusic」 はSANTOS BRAVOSと&TEAMのコラボステージを『KCON LA』初日のベストモーメントの一つとするなど、アメリカの各メディアが&TEAMのパフォーマンス力をたたえており、今後の活動にも大いに期待が寄せられている。

&TEAM 2026年8月のアメリカ活動時の模様(写真提供=©YX LABELS)

 このように、各グループがそれぞれのやり方で海外展開を活発化させている日本のボーイグループシーン。日本は海外の音楽市場での存在感が薄いとされていたが、それは過去の話となりつつある。日本発のグループが世界を賑わせる日を楽しみにしながら、今後の動向に注目していきたい。

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