小田和正、79歳に 来年80歳を迎える今も“自己ベスト”を更新、名曲と記録に刻まれた半世紀超の歩み
最年長記録保持、今なお更新し続ける“自己ベスト”
昨年開催された『明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025「みんなで自己ベスト!!」』は、77歳7カ月で全国アリーナツアーをスタート。ツアー期間中に78歳の誕生日を迎え、自身が持つ国内男性ソロアーティストの最年長全国アリーナツアーの開催記録を更新。前人未到の記録を打ち立てた。近年においても『MONSTER baSH 2022』や『ap bank fes '23 〜社会と暮らしと音楽と〜』といった音楽フェスにも出演しており、小田のアーティストとしての活力の高さがこうした精力的なライブ/コンサート活動に裏打ちされている。
個人的な話となるが、筆者は2021年に愛知県で開催された『FUNDAY PARK FESTIVAL 2021』で小田のステージを観た。ジリジリと日差しが照りつける暑い夏の日に聴いた、小田のクリアな歌声。その清涼感のある歌声に、まるで風に身体を包みこまれるような気持ちにさせられた。一方で、当時73歳の小田が若手アーティストらとともに、近年の酷暑にとって過酷さを増す夏フェスのステージに立っているという事実に、小田和正というアーティストの強さを見たことを、今も鮮明に思い出す。
小田は、約2年ぶりの新曲「きっと!」と『明治安田 Presents Kazumasa Oda Tour 2025「みんなで自己ベスト!!」』の横浜アリーナ公演のライブ音源全20曲を収録した最新アルバム『きっと!』をリリース。前述した「ラブ・ストーリーは突然に」や「言葉にできない」はもちろん、「たしかなこと」「Yes-No」「こころ」といった名曲から、「その先にあるもの」や「すべて去りがたき日々」といった近年の話題曲のライブ音源まで収録された同作は、半世紀以上にわたるキャリアを濃縮したような作品に仕上がっているという。
50年以上もの歳月、日本のポップスシーンを駆け抜け、79歳となった今も新たな作品を届ける小田和正。その歩みは年齢やキャリアという数字を超えて、今もなお”自己ベスト”を更新し続けている。
※1:https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52827/3/