Number_iは誰も止められない 5大ドーム&ワールドツアー決定、“信じる音楽”を核に異次元の速度で駆け上がるシーン

 新たなフェーズの幕開けと言っていいだろう。Number_iが、グループ初のワールドツアー『Number_i 1st World Tour』を行うことを発表した。

 本ツアーは、「Chapter 1 : Japan」にあたる10月からの日本5大ドームツアー『Number_i LIVE TOUR No.Ⅲ』を皮切りに、2027年には「Chapter 2 : Asia & North America」として海外公演が予定されている。2023年10月のグループ結成からおよそ3年。彼らが凄まじいスピードでここまで駆け上がってきた背景には、結成当初からぶれることなく描き続けてきたビジョンと、それを形にするための数々の挑戦がある。

 ライブの歩みを振り返ると、デビュー年となる2024年6月には東京・有明アリーナにて初の単独公演を開催。その後、秋からはアリーナ規模の会場を巡る初の全国ツアーを成功させた。2年目の全国ツアーはバンドセットで行われるなど、ライブを重ねるごとに演出や表現の幅を広げてきたことも印象深い。北海道、東京、愛知、大阪、福岡を巡る5大ドームツアーも、彼らにとっては初のことだ。全国各地で安定した集客力が求められる北海道の地を含む5大ドームツアーは、アーティストにとってひとつの大きな到達点。その舞台へ結成から約3年でたどり着いたことも、Number_iの勢いを物語っている。

Number_i - LIVE TOUR 2024 "No.I" (Live Blu-ray / 本編Digest Movie)

 国内でライブを成功させながら海外への挑戦も並行して重ねてきたことが、今回のワールドツアーに繋がっていることは、言うまでもないだろう。Number_iはデビュー曲の「GOAT」から“世界”を視野へ入れ、自分たちのクリエイティブを磨いてきた。

 『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』や『HEAD IN THE CLOUDS LOS ANGELES 2025』といった海外フェスへも出演し、今年に入ってからはアメリカの「Atlantic Records」とのレーベル契約や世界最大手のタレントエージェンシー・WME(William Morris Endeavor)とのエージェント契約も締結。そして、今回のワールドツアーだ。まさに点と点が繋がって、一本の線が浮かび上がったようである。

 初のワールドツアーは、これまで一歩ずつ積み重ねてきた挑戦が結実した結果であり、そこには彼らが“自分たちが信じる音楽”を貫いてきた姿勢がある。

 Number_iは全編ラップ詞の「GOAT」でデビューを果たすと、「BON」「INZM」「GOD_i」「3XL」、そして最新作の「BUGS LIFE」など、その時々で異なる表情を見せながらも、一貫して既成概念にとらわれない表現へ挑み続けてきた。展開の妙やキャッチーなフック、日本語を大切にした歌詞やサウンドから垣間見えるユーモアなど、Number_iの楽曲は独創的で、何度でも聴きたくなる面白みがある。メンバー3人それぞれがクリエイティブへ主体的に携わっていることも、彼らの強みだ。誰かに与えられたコンセプトを表現するのではなく、自分たちで考え、自分たちで選び取った音楽だからこそ、一つひとつの作品には説得力が宿っている。

 そのうえで開催されるグループ初の5大ドームツアーとワールドツアーは、Number_iにとってひとつの大きな成果であることは間違いない。だが、同時に新たなスタートラインでもあるだろう。

 ここからNumber_iのさらなる物語がどのようにして紡がれていくのかが楽しみだ。自分たちを信じて進んできた3人は、着実かつハイスピードで新たな景色を切り拓いている。

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