Snow ManとM!LK、YouTubeで見せる驚異的な存在感 ランキング上半期トップ圏を制した理由
BitStarによる2026年上半期の「インフルエンサーパワーランキング」が発表され、「YouTube チャンネル総再生回数ランキング(通常動画)」にてSnow Manが1位、M!LKが3位にランクインした(※1)。音楽/エンタメ系のコンテンツに限らない、さまざまなジャンルのYouTubeチャンネルが上位を占める本ランキングのなかで、アイドルグループ2組が驚異的な存在感を示しているのだ。
2億1277万回再生で首位に輝いたSnow Manは、2025年の年間ランキングでは3位にランクインしていた(※2)。さらに順位を上げる結果となった2026年上半期。彼らのYouTubeにおける強さは、MVの圧倒的な再生数でも示されている。
今年1月から6月までに投稿された動画を集計対象とした2026年上半期の「YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画)」でも、「STARS」のMVが3641万回再生で5位にランクイン。チャンネル全体の人気動画を見ると、「D.D.」や「ブラザービート」のMVは本稿執筆時点(7月22日)でそれぞれ約1億2000万回再生を記録しており、「カリスマックス」「BREAKOUT」「タペストリー」「Dangerholic」「JUICY」のMVも8000万回再生を超えている。多くの人が彼らの楽曲を聴いたりMVを鑑賞したりするために、YouTubeチャンネルを繰り返し訪れていることがよくわかる。
一方、1億2733万回再生で3位にランクインしたM!LKの勢いは、まさに現在進行形と言えるだろう。昨年末にはチャンネル登録者数40万人突破を記念した動画も公開されたが、約7カ月経った現在は150万人。3倍以上の登録者数を獲得しているのだ。それもあってか、2026年上半期の「YouTube動画総再生回数ランキング(通常動画)」では「爆裂愛してる」のMVが5781万回再生で3位にランクイン。「好きすぎて滅!」のMVは昨年10月の公開から1年満たないうちに約1億回再生を突破するなど、凄まじいスピードで数字を積み上げている。
Snow ManとM!LK、どちらの場合もMVだけでなく、ダンスプラクティス動画やパフォーマンス映像、撮影の裏側を追ったドキュメンタリーフィルムなど、ひとつの楽曲から複数のコンテンツが展開しているのも特徴だ。M!LKは「好きすぎて滅!」「爆裂愛してる」「アイドルパワー」のライブ映像やダンスパフォーマンス映像など、ヒット曲の関連コンテンツを中心に再生数を広げているのも、楽曲の圧倒的な人気があってこその動きだろう。
ほかにも、ゲームやドライブなど、メンバーの人柄が分かるバラエティ企画も継続して公開されている。楽曲を聴く、パフォーマンスを見る、メンバー同士のやり取りを楽しむ――そういった回遊が自然に生まれることも、Snow ManとM!LK、それぞれのYouTubeチャンネルの強さだろう。
Snow Manは9人という大所帯グループというのもあり、メンバーを複数選抜しての企画も目立つ。また、ロケ撮影の多さも彼らならではの面白さにつながっているのだろう。なかでも人気なのは、メンバーが食事している姿をとらえた企画。メンバー発案の企画で、結果として“もぐもぐ動画”がアップされることも少なくない。加えて、毎年12月31日には無料の生配信ライブを行っており、2023年には最大同時接続者数133万人を記録したことも印象深い。Snow ManのYouTubeは、ファンが集まって同じ時間を共有する場所にもなっているのだろう。
M!LKのYouTubeチャンネルも、やはり音楽以外の企画はもちろん欠かせない。昨年11月には、結成11周年を記念した11時間生配信を展開。さらに、今年5月に出演予定だった『JAPAN JAM 2026』が強風の影響によって開催中止となった際にも急遽生配信を行うなど、その時々の出来事をファンと共有する姿勢も印象的だ。直近ではメンバーの歴史をたどる企画や『ラヴィット!』(TBS系)出演時にも話題となった山中柔太朗による「山中ダービー」(山中が扮する架空人物がダービー選手として登場し、それそれが競う問題が出題され、誰が勝つかを予想する企画)など、メンバーの個性を活かした企画も多い。自ら体を張り、笑いを生み出すことにも積極的な彼らの姿は、音楽をきっかけにM!LKを知った人が各メンバーの魅力を知ることにも繋がっているのだろう。
楽曲やパフォーマンスを軸に、9人の関係性までをも活かして巨大なエンターテインメントチャンネルを築いてきたSnow Man。ヒット曲の爆発力と、それを追い風にメンバーのキャラクターを武器に、急速に視聴者を増やし続けているM!LK。それぞれ異なる強みがあるが、どちらもYouTubeを通じてグループの魅力をファンの外側へ届けていることには変わりない。
「インフルエンサーパワーランキング」に並んだこの2組の存在は、ファンにとってYouTubeがグループをより深く楽しめる場所へと広がっていることを感じさせる。
※1:https://bitstar.tokyo/corp/news_release/7125/
※2:https://bitstar.tokyo/corp/news_release/6780/