Liella! リレーインタビュー Vol.7:青山なぎさ「ここまでやってきてよかった」 苦難の先に見えた光、背中を押す原点の歌
『ラブライブ!』、Liella!と恋は「なくてはならない存在」
――Liella!の楽曲のなかで、特別な1曲は何ですか?
青山:「私のSymphony」です。スクールアイドルが好きだけど、実際になるための道筋が見えず「どうやったらあの世界に行けるんだろう?」と思っていたときにオーディション開催の告知があって。そのときに「やってみよう」と、思い切って手を伸ばしたから今ここにいる。そんな当時の私たちの状況と重なる歌詞で、とにかく刺さるんですよ。
それに、前向きなだけではなくて不安な気持ちにも寄り添ってくれる曲だと思うので、背中を押してほしいときに聴くことが多いです。当時の5人の気持ちが一番乗っている曲だと思うので、いろいろなバージョンがあるなかでも、私は5人バージョンがすごく印象に残っています。
――7月8日にはミニアルバム『Hyper Glowing!』がリリースされました。表題曲はこれまでと違ったテイストですね。
青山:最初に聴いたとき、「どこがAメロで、どこがサビなんだろう?」と思うくらいで。独特な構成に驚きましたし、面白いなと思いました。それこそ、今までのLiella!にはあまりなかったタイプの曲なので、新しい境地にきたなと感じています。あとは、歌詞がすごくポジティブなんですよね。今までの楽曲は、「優勝を目指すぞ!」という強気な曲が多かったですが、この曲は「みんなで楽しもう」「みんなで夢を叶えよう」という柔らかさがあって、TVアニメを3期までやってきたからこそできた表現なのかなと思います。
――また、青山さんにとって『ラブライブ!シリーズ』やLiella!、そして恋はどんな存在になっているのかも伺いたいです。
青山:なくてはならない存在です。私が『ラブライブ!シリーズ』を知ったきっかけは、μ’sさんが出場された『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)を観たことなんです。それもたまたまみ観たので、あのとき『紅白』を観ていなければ、自分にとってここまで大切な存在になるものに出会えていなかったんだと思うと、本当に一期一会というか。何気ない日常が将来につながることってあるんだなと感じています。
――なかでも、恋はどんな存在になりましたか?
青山:TVアニメ3期が終わった今でこそ、優しくて穏やかで頼りがいのある子というイメージになりましたけど、1期のアフレコの段階ではかなりツンツンしていてトゲのある子だったんです。なので、「ここからどうやって愛される子になるんだろう?」という不安のほうが大きかったですね。劇中には、「恋ちゃん嫌い」と言われてしまうシーンがあるんですけど、それがすごく悔しくて。「どうやったらこの子を救えるだろう」という気持ちで、ライブのMCでも恋ちゃんのいいところをずっと伝えてきました。ただ、メンバーが増えたことでどんどん新しい一面が見えてきて。今ではポンコツな一面もある子になりましたね。
――意外と恋は「そうなんだ!」と思う部分が多いですよね。
青山:たぶん、11人の中で一番いろいろな面を知ってもらえたメンバーだな、と。だからこそ3期まで続いてくれてよかったなと心の底から思っています。
――恋への熱い思いが伝わってくるお話でした。では最後に、リレーインタビューの質問をさせてください。鈴原希実さん(桜小路きな子役)から青山さんへ質問をもらったのですが、「正直、じゃがいものことどう思ってる?」とのことです(※鈴原はじゃがいも派、青山はさつまいも派)。
青山:ええ、そんな質問あります(笑)? じゃがいものことは、リスペクトしつつも敵対視しています。ハンバーガー屋さんのフライドポテトにしろ何にしろ、日常に溶け込んでいるのはだいたいじゃがいものほうで。さつまいも好きとしてはちょっと悔しいんです。さつまいもはどうしてもスイーツになりがちなので、活躍の場がもっと広まってほしいんですよ。
――可能性は感じますもんね。
青山:さつまいもは腸活にいいですし、カロリーもGI値も低いので、健康面では強いんですよ。じゃがいもにも負けていないと思うんですけどね……なんでこんなに熱く話してるんだろう(笑)。
――ありがとうございます(笑)。ちなみに、鈴原さんは尊敬できるポイントとして「ストイックなところ」と挙げていました。
青山:あら、嬉しいです。
――ご自身でも意識されている部分なのでしょうか?
青山:ストイックなんてことはないと思います。結構ボケーッとしていますし(笑)。ただ、クラシックバレエをやっていたからか姿勢は良くて、真面目に見られがち、というのはあるかもしれません。小学生の頃、三者面談で「いつも背筋が伸びていて真面目に授業を聞いているけど、もう少し力を抜いていいんだよ?」と毎年言われていたんですけど、実際は全然聞いていなかったです……。なので、その延長で今も“ストイックに見えている”んでしょうね。内心は何も考えていません(笑)。
――では、次のインタビューに登場していただくペイトン尚未さん(平安名すみれ役)の尊敬するところは?
青山:尊敬できるところは、しっかりしているところです。私よりも結構年下なんですけど、真面目の極みみたいな子なんですよ。今日、ペイちゃんもこれからインタビューを受けると思うんですけど、さっき外で会って。「1時間前に着いちゃった」と言っていたんです。
――それは早い! 本当に真面目ですね。
青山:私も「さすが!」と思ったんですけど、今日は単純に時間を間違えたみたいです(笑)。そういう、真面目すぎてたまに抜けているところが出ちゃうのもかわいいですね。あと、芸歴が長いので挨拶や立ち居振る舞いがしっかりしていて。デビュー当時はペイちゃんから学ぶことも多かったです。
――そんなペイトンさんへの質問もお願いします。
青山:ペイちゃんって電子レンジでいろいろなものを爆発させたりしていて(笑)、料理が得意じゃないイメージなんです。デビュー当時からずっとそうなので……「そろそろ上達しましたか?」と聞きたいです。パフォーマンスや歌はどんどん成長しているので、「ちなみに、料理はどうですか?」って(笑)。