Mrs. GREEN APPLE、MUFGスタジアム(国立競技場)へ フェーズ2から辿る、着実に拡大し続けるライブ規模
デビュー10周年には『FJORD』『BABEL no TOH』と大規模公演を開催
2025年7月8日にデビュー10周年を迎えると、同月末には神奈川・山下ふ頭特設会場でアニバーサリーライブ『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ~FJORD~』が開催された。バンドの軌跡を振り返り、ファンとともに10周年を祝った特別な祭典。彼らのデビューミニアルバムのタイトルを冠した「Variety」が初披露されたことや、ライブがバンドの始まりの曲である「StaRt」で締めくくられ、挑戦を続けながらもいつでも初心に立ち返るという彼らの本質が示されていたことも印象深い。
そして同年秋には、5大ドームツアー『Mrs. GREEN APPLE DOME TOUR 2025 "BABEL no TOH"』を開催。約55万人を動員したこのツアーは、『EDEN no SONO』『NOAH no HAKOBUNE』『Atlantis』という彼らのライブの系譜=ストーリーラインに連なるもの。Mrs. GREEN APPLEのライブが単なる公演の積み重ねではなく、ひとつの物語として紡がれていることがあらためて示されていた。
先日行われたオフィシャルファンクラブ「Ringo Jam」の10周年記念イベント『PMGA SUMMIT about PHASE-3』での発表によれば、フェーズ3においてはすでに複数のライブの構想が練られているという。今年秋のファンクラブツアー『Mrs. GREEN APPLE Ringo Jam Tour "SHADOWS"』をはじめ、2027年の『Mrs. GREEN APPLE on Harmony 2』、2028年の『BABEL no TOH』に続くストーリーラインの最新作『ELYSIUM』、2029年の『The White Lounge 2』(仮称)と、現時点で掲げられている長期的なビジョンは、まさに壮大なプロジェクトの設計図のようである(※1)。
こうした構想がすでに明かされているからこそ、今回の『ゼンジン未到とイ/ミュータブル〜間奏編〜』が持つ意味は大きい。『ゼンジン未到』は、彼らがデビュー前の2014年から続けてきた原点とも言えるライブシリーズ。その名を冠した本公演は、これから展開されていくフェーズ3の序章として機能していくはずだ。彼らがフェーズ3でどのような景色を描いていくのか。その期待は、ツアーの幕開けとともに高まり続けている。
※1:https://mrsgreenapple.com/news/detail/22440