C&K、新曲「TO BE」制作秘話から常識を覆すライブ券種の狙いまでーー攻め続ける“新人18年目”の現在地

「政治色は出さずに政治を語りたい」ーー大阪城ホール公演への仕掛け

――このデジタルシングルリリースのあとはついに大阪城ホール公演ですね。立ち見まで完売してるとか。

CLIEVY:そうですね、ありがたいことに。みんな目黒蓮くんが来るんじゃないか、一目見たい、と思って詰めかけてくれるみたいです。

KEEN:残念ですけどこれは先に言っとかないといけないですよね、来ないですよ(笑)!

――(笑)。これまでの『無謀な挑戦状』シリーズも席の命名の仕方がユニークでしたが、今回もセンスが光ってますね。

CLIEVY:チケット代が倍になるか無料になるかが当日決定する「博打席」は初めて思いつきましたね。そういう豊かな心を持った人が来てくれると嬉しいなと思って……自分の払った分で誰かがタダで入れたという気持ちと、あの人が払ってくれたからタダで入れたんだっていう気持ちを同じシートに混在させてみました。

 たとえば、税金ってそうじゃないですか。誰かが税金を払っているから道路が綺麗なんですけど、それをいつでもタダで使えると思っている人や道路が汚いから何とかしろという人もいるわけだから、博打席に行くと“誰かのおかげ”という仕組みがシンプルにわかりやすいと思うんですよね。

KEEN:無料になった人のチケットに「●ブロック●番の●●様よりチケット代をいただいております」って印刷されるといいのにね。

CLIEVY:税金の話を引き合いに出しましたけど、政治色は出さずに政治を語りたいんですよ。直接的な政治の話ばかりを訴えると、気持ち悪がられる感じがするから。さっき話した「博打席」の意味合いって、すべての席においても当てはまるんですよ。「殿様の席」ならルールとしてちょんまげのカツラをかぶらなきゃいけないんですけど、前の人がカツラをかぶっていることで「ステージが見えない!」と文句を言う人が必ず出てくる。そういう流れになるのがわかりきっているので、このシートなら全員がカツラを強制的にかぶらされる。たまに酒臭い人がいて苦情が出ることがありますけど、そういう人のために「飲み会席」を作ったし、隣の人は静かなのに自分だけ歌ったり踊るのは申し訳ない、みたいな人のために「歌い踊る席」を作りました。モメるときってだいたいルールがはっきりしていないから、周囲も文句を言いたいけど言えないんですよね。

KEEN:要はシートの種類を選んだ側にも責任を持っていただく、ということです。

CLIEVY:そうなると、もっといい世界が広がる気がしません? あと「?の席」(自宅待機や梅田駅席など参戦場所が会場内とは限らない)は最も頭のネジが飛んでいる人のためのシートですね。「最悪自宅待機になります」って、聞いたことないでしょ? しかも一番チケット代が高くて5万円ですからね。

――改めて、クレイジーな企画に対する四池さん(C&Kファンの愛称)のノリの良さは突き抜けてますよね。

CLIEVY:クレイジーな企画を面白がってくれるからありがたいですね。まあ、いろいろレギュレーションを作っても文句を言う人は必ずいるので、僕らもそれに立ち向かっていかないと。今って世の中的に、クレームを言う人たちに寄り添う形にすれば問題を解決しやすいという考え方になりがちですけど、それはちょっと違うなと思うんですよ。

――世間で言うところの“ライブの基本的な枠組みやルール”みたいなものを全部取っ払っていこう、みたいな気概を感じます。そしてライブのタイトルが『火攻め、水攻め、ひょうきん攻め!!』ですが、前回の取材でおっしゃっていた『水掛け祭り』(C&Kが大阪城野外音楽堂で開催している夏恒例のイベント)をオマージュする演出は考えていらっしゃるんですか。

2025.8.30 大阪城野外音楽堂日本全国CK地元化計画 おかわりのおかわりのおかわり2025 ~聖 水掛まつり~ After Movie

CLIEVY:核心をついてきましたね。前段として、『水掛け祭り』をいつか大阪城ホールに持って行きたいよねと言い続けてきた流れがありました。今回も当然それを踏襲した形で演出で水を使おうと企画をスタートしたけれど、大阪城ホールではどうやら水はかけられないらしいと判明して。でもその時にはライブをやることは決定していて、タイトルまで発表しちゃっていたんですよね。ゴールが決まってないのに。

KEEN:最初に言ってたゴールはもうないので「どこでもいいので、とりあえず走ってもらえますか?」っていう大会を用意された感じですかね。

――そうなると、どういうところが見どころになりそうですか?

CLIEVY:話が戻るんですけど、僕は言いたいことはちゃんと言わないと消化できないんですよ。『水掛け祭り』が発端だったのに「なんで水が出せないんだっけ?」という疑問が出発点になって、すべての演出が作られています。なので愚痴というか、オープン悪口というか「違くないですか!?」という思いを、満員のお客さんの前でドラマ仕立てで見せるという。

KEEN:ドラマ仕立ての構成にライブがついてくるみたいな感じで、壮大なダジャレに付き合わされる感じではありますね。結論から言うと「水をかけてやるのがマストなんだけれど、それはできなかった」という話です。

――中継もありますから、C&Kが気になっているいろんな方が観てくれるでしょうね。

CLIEVY:中継だと、なんでそんな流れになっているのか多分意味不明に見えると思いますけど(笑)、それをあとでゆっくり紐解いていただくのも面白いかもしれないですね。最後まで観て、考えてもらったら、「言いたいことはちゃんと言った方がいいかも」と思ってもらえるんじゃないかと。社会人なら仕事で「最初はこう言われてプロジェクトや企画を始めたのに、いつの間にかその前提がなくなって、それでも続行させられる」みたいなケースが結構あると思うんですよ。そんな理不尽に負けないで、むしろテント立てて抗議しようぜ! みたいな。

――2人でデモをやる! くらいの。

KEEN:スタッフもみんな巻き込まれて、やる気なく看板とか拡声器を持たされてる感じですね(笑)。お客さんも付き合わされることになるので、大阪城ホール VS CLIEVYと付き合わされた仲間たち、という構図になると思います。

――それは楽しみすぎますね。大阪城ホールのあとには各地のフェス出演の予定も発表されていますね。もう4月になってしまいましたけど、2026年のC&Kの活動テーマをどう考えているんでしょうか?

KEEN:まさに“TO BE”ですね。流れに乗るというか。

CLIEVY:次のツアーの企画はしているんですけど、ようやく箱を押さえようかという段階で。ただ、北海道ツアーだけはだいぶ固まってきています。道内17カ所を目論んでいたんですけど、みんなでいろいろ調整した結果、数カ所にまとまりつつありますね。

KEEN:ほかの地方も、これまでなるべく行けてないところへ行けたらと考えながら動いてます。

――温泉大使などに続く、観光大使のお役目は増えそうですか?

CLIEVY:そうですね、増えるんじゃないですかね。

KEEN:まだ言えないんですけど、多分大阪城ホールのあとにみんな驚くかも? とだけ、匂わせておきます。

――2026年後半の活動も含め、楽しみにしています!

※1:https://realsound.jp/2025/11/post-2228856.html

■リリース情報
デジタルシングル「TO BE」
4月15日(水)配信リリース
配信リンク:https://lnk.to/CandK_TO_BE

「TO BE」

■公演情報
『CK無謀な挑戦状 火攻め,水攻め,ひょうきん攻め!!』
日程:2026年4月26日(日)
会場:大阪城ホール
詳細:https://c-and-k.info/

■関連リンク
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