Mori Calliope「実現したい世界がある」 Apple創立50周年イベントで語ったバーチャルとリアルの未来

表参道を熱狂させた、“リアルと3D”が繋がる夜

 イベントは、Mori Calliopeのライブパフォーマンスで締めくくられた。まずは「未来島 ~Future Island~」を繰り出す。〈猫の手も借りたい〉など日本語のフレーズが絶妙な同曲。中盤はビートに合わせて身振り手振りを交えてラップし、彼女の「Make Some Noise! さ・わ・げ!」の煽りに会場は大歓声で沸いた。

 「ありがとうございます。ちょっと水を」と、後ろを向いてコソコソと水を飲む様子もかわいらしい。「みーなさーん。楽しんでますか? 私もめっちゃ楽しいから大丈夫です。この素敵なステージ。生ライブはまだなかなか難しいけど、頑張ります。いつも応援ありがとうございますね」と、一生懸命日本語でMCを頑張ってくれている健気な姿に、集まった誰もが、もっと彼女を応援したくなったことだろう。

 ライブが始まると表情は一変し、エネルギーみなぎるボーカルとワイルドなラップで、ファンのハートを撃ち抜く。「Orpheus」ではポップなビートに乗せて、流れるように高速のラップを繰り出し、一転サビではキャッチな歌声を聴かせる。手を叩きながらステージをウォーキングし、「Whoo!」「Come on!」と掛け声をかければ、会場はクラップやペンライトの光で彼女に応えた。

 「Dead Beats(ファンネーム)はどこ?」と会場を見渡すと、後方にDead Beatsの集団を発見して「あんなにいる!」と嬉しそうに飛び跳ねた彼女。「あのペンライト、最初のソロライブの時の。嬉しいな。また日本でライブやりたいと、ずっと思ってて。やっとできたよ!」と歓喜のコメントを残した。

 そしてラストソングは「DONMAI」。ジャズとロック、ラップが融合したミクスチャーナンバーだ。膝立ちでダウナーなラップを聴かせ、サビではパワフルにメロディを歌い上げ、クルッと回るなどステージングでも魅せた。そしてラスサビを力強く叫ぶように歌い上げ、「皆さん、ありがとうございました!」と手を挙げて挨拶。

 最後にトークがあることを忘れて引っ込もうとして、「まだですよ!」と呼び止められ「間違えた〜ごめんね」と笑いながら戻ってくるという一幕も。DJみのに「まさしくロックスターだったよ」と言われ、ドヤ顔で腕をブンブン回してギターを弾く真似をした彼女。かと思えば「しゃべるとかわいい一面もあって」と褒められ、「No No No!」と恥ずかしそうに後ずさり。女の子っぽい部分を褒められるのは苦手なようだ。

 最後に「夢が叶ったステージでした。また絶対戻ってくるので楽しみに待っていてください。もっとやりたい。リアルと3Dの世界でもっと繋がりたい。もっと素敵な景色まで連れて行きます。みんなついて来て!」とコメント。一回袖に引っ込んだと思ったら、またヒョッコリと顔だけ出して、「バイバイ」とお茶目に手を振った。

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