乃木坂野球部、『WBC』企画で見えた可能性とは? 黒見明香ら6人体制で広がる野球観戦との接点
6人体制で広がる、“野球を好きになるきっかけ”を届けるパワー
また、6人体制になったことも大きな変化だ。これまでの乃木坂野球部は、久保や向井ら、強い野球愛を持つメンバーの熱量によって引っ張られてきた面があったが、今回の部員新加入により、発信の幅はさらに広がっていきそうだ。実際、小川もブログで「野球観戦は小学生の頃から好きで毎年行ってるんですが、まだまだ詳しくないので、楽しく勉強しながら、そして私なりに野球部を盛り上げていけるように頑張ります」「あ!球場グルメとか、野球観戦コーデとかも!発信していきたいなー」(※1)と綴っており、乃木坂野球部の間口をさらに広げていくはずだ。
今の野球観戦は、試合そのものを楽しむのはもちろんのこと、球場グルメや観戦コーデ、現地での過ごし方、SNSでの発信までを含めて、その体験全体を楽しむものになっている。だからこそ、乃木坂46のメンバーが自分たちの目線でその魅力を伝えていくことには意味がある。野球を“もっと身近なもの”として届けていけるからだ。乃木坂野球部の面白さは、すでに詳しい人にとってはその知識を深めることができるし、まだ詳しくない人にとっては知っていく過程ごと楽しめるという体験を生むことができるという腕力にこそある。その両方を繋ぐ場所にいることが、今回の『WBC』における彼女たちの役割であり、大きな意味なのだと思う。
スポーツが現地や画面の前だけで完結せず、SNSやショート動画を通して広がっていく今、乃木坂野球部は“野球を好きになるきっかけ”を自然な形で届けられる存在になっている。『WBC』のNetflix配信のPR企画は、そんな乃木坂野球部の今をわかりやすく示したものだろう。アイドルファンが野球に触れ、野球ファンが乃木坂46に興味を持つ。今回の企画は、そうした行き来をさらに広げていきそうだ。
※1:https://www.nogizaka46.com/s/n46/diary/detail/104420