INIリレーインタビュー Vol.11:木村柾哉「11人でいるのがとても心地よい」ーーグループの武器になる、メンバー同士の仲のよさ

ソロステージから得た成長と気づき

――活動が5年目に向かう中で、最近では各メンバーが個々で俳優やバラエティ出演、ソロ楽曲のリリースなど、多彩な活動を行って活躍されています。個人の活動は、グループにどんな影響を与えていると思いますか?

木村:INIというグループの名前を知ってもらえる入口になっていると思いますし、11人がそれぞれ力をつけられる場でもあるのかなと思います。芸能界で生きる人生長い目で見た時にINIから飛び出して一人で仕事をする時間は、自分の力を高める意味で重要なことなのかなとすごく思います。それが最終的にはINIのためにもなっていると感じます。

――他のメンバーに個人でやってみてほしい活動は、何かありますか?

木村:(田島)将吾にモデルをやってもらいたいなと思います。本人もやりたいと言っていましたし、ランウェイを歩くのも似合うと思うんです。この前、エンポリオ アルマーニさんのお仕事でミラノに行ってファッションショーを観たのですが、そういう場で将吾が歩いている姿を想像できるので、やってみてほしいです。

――今年の『LAPOSTA 2025 SHOW PRODUCED by MEMBERS』で行ったソロステージで、特に心に残っている思い出を教えてください。

木村:普段はグループで活動している分、一人のアーティストとしてステージに立つことがどれだけ難しいことなのかを痛感しました。ただ、ライブの内容を自分でプロデュースする楽しさもあったので、もしまたこういう機会があるのなら、ぜひやってみたいなと思います。成長も気づきもあったライブでした。

――ソロステージを通じて、ご自身のどのような部分が成長したと思いますか?

木村:自分で0からライブを作るにあたって、演出の面や一人で歌を歌うというところで成長したかなと思います。

――木村さんのソロ公演は[ Unknown Adventure ]と称して、キービジュアルでは海賊の姿をしていましたよね。なぜ海賊や冒険をコンセプトにしたのでしょうか。

木村:今回のソロステージは「東京ドームで行う事務所の合同ライブ前のお祭り」という位置づけだったので、せっかくなら本編に繋げたいなと思ったんです。本編は「海賊」をモチーフにしていたので、僕が最初は海賊でないところから始まって、最終的に一人の海賊になって出航し、その先にINIというグループがいて本編が完結する……というストーリー性を考えてソロステージを構成しました。

――ソロステージを観て、東京ドームでの合同ライブを観たら、物語の繋がりを感じられる公演を作ったのですね。

木村:そうですね。ファンの皆さんにもその繋がりを感じてもらえていたらなと思います。

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