『LDH PERFECT YEAR 2026』は重大企画が目白押し! メンバー勢揃いで大盛り上がり、解禁イベント徹底レポ

 9月18日、めぐろパーシモンホール 大ホールにて『“LDH PERFECT YEAR 2026”解禁イベント』が開催された。ステージには、LDHに所属するEXILEのEXILE MAKIDAI・橘ケンチ・EXILE TETSUYA、三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)のEXILE NAOTO・小林直己、GENERATIONSの中務裕太、THE RAMPAGEの川村壱馬、FANTASTICSの世界・中島颯太、BALLISTIK BOYZの深堀未来・砂田将宏、PSYCHIC FEVERの小波津志・中西椋雅、LIL LEAGUEの岩城星那・難波碧空、KID PHENOMENONの夫松健介・山本光汰、THE JET BOY BANGERZのSHOW・YUHI、WOLF HOWL HARMONYのRYOJI・HIROTO、劇団EXILEの青柳翔・佐藤寛太、f5veのKAEDE・RUI、Girls²の鶴屋美咲・菱田未渚美、Lucky²の比嘉優和・佐藤栞奈、新ガールズグループオーディション『ガルバト -GIRLS BATTLE AUDITION-』でプロデューサーを務めている佐藤晴美が登壇。GENERATIONSの小森隼とTHE RAMPAGEの陣がMCを務め、2026年に控える「LDH PERFECT YEAR 2026」の企画の数々を情報解禁した。(YouTube、CL、LINE VOOMで同時生配信を実施)

 もともとは『LDH DAY 2025 SPECIAL EVENT』として、抽選で当選したCLプレミアムPLUS会員1110名を特別招待して実施された本イベント。MCの小森・陣コンビに明るく呼び込まれ、出演者が続々と登場すると、温かな拍手が彼らを迎え入れた。EXILEのオリジナルメンバーであるEXILE MAKIDAIから順に挨拶していく中、「全員一言いくの?長くなるよ!?」「(今日の衣装が)セミフォーマルっていう連絡網が俺には回ってきてなくて。俺とMAKI(MAKIDAI)さんと裕太と青柳には回ってきてない!」と話して笑いをとったのは、バラエティー慣れしている三代目JSBのNAOTO。NEO EXILEの挨拶では、WOLF HOWL HARMONYのHIROTOが「HIROTOことクックです」と天然ボケを発揮し、「クックことHIROTOじゃない!?」とすかさず陣からツッコミが入る。長いオープニングの最後に「無所属の佐藤晴美です」と挨拶した佐藤晴美にも「選挙に出るの!?」というツッコミが飛び、爆笑が起きていた。

 そして、いざ情報解禁の時。2008年の初回以降、6年に1度のペースで開催されてきたLDHの一大祭り「LDH PERFECT YEAR」。その4度目となる「LDH PERFECT YEAR 2026」の解禁映像が上映されると、配信のコメント欄やSNSには「きたー!」「待ってました!」といった歓喜のコメントが溢れた。映像はそのまま怒涛の情報解禁祭りに突入し、上映後、出演者を交えてトークを展開していく。来たる「LDH PERFECT YEAR 2026」に向けて、EXILEのリーダーである橘は、コロナ禍の影響で300以上のライブを中止せざるを得なかった前回の「LDH PERFECT YEAR 2020」を振り返りながら、「リベンジとなるPERFECT YEAR 2026を迎えられて、嬉しく思っています」と笑顔を見せた。

THE RAMPAGE アリーナツアー開催決定

 「PERFECT YEAR 2026」の狼煙を上げるのは、LDH一の大所帯の16人組グループ・THE RAMPAGE。先日、初めての単独カウントダウンライブ『THE RAMPAGE COUNTDOWN LIVE 2025→2026』を2025日12月31日にIG Arena(愛知)にて開催することを発表した彼らだが、それに加えて、2026年2月よりアリーナツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 "(R)MPG"』を開催することを明かした。ボーカルの川村は「2025年の締めくくりと2026年の開幕、みなさんと共にこれまでにない時間にできたらいいですね。特攻隊長みたいな気持ちで走っていきたいと思います」と意気込む。(R)MPGというツアータイトルには、2020年に中止となったツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 "RMPG"』への想いが込められているそうで、川村は「再演じゃないんですけど、2020年のツアーを軸に再編して開催させていただくことになりました」、陣は「自分達は2026年がデビュー10周年になるので、(R)MPGは初めてライブに来る方にも自分達の歴史を目にしていただけるように、自分達にとってのベストライブを構築して、みなさんにお届けしたいなと思っています」と伝えた。

LIL LEAGUEホールツアー開催決定

 

 続いて発表されたのは、LIL LEAGUEのホールツアー開催決定。2026年1月スタートの『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』が、「PERFECT YEAR 2026」のトップバッターを飾る。リーダーの岩城は「“この舞台〈ステージ〉は LIVEという概念を超える。”というテーマを付けさせていただきまして。1つの島を軸に展開されるストーリーだったり、映画なのか、ミュージカルのか、はたまたライブなのか……今まで見たことのないライブをお届けできるんじゃないかなと思っております」とコメント。グループ最年少の16歳・難波がマイクを握ると、三代目JSBの小林から「すみません、NAOTOさんがマイクを通さずに“カッコよすぎるなぁ……”って言ってます」とタレコミが入り、大人びた難波のビジュアルに視線が集まった。あえてマイクを通さずに絶賛し、小林に言わせるというNAOTOのトークテクニックもさることながら、すぐさま「NAOTO、好感度上げにいってるなぁ……」とノーマイクで呟き、ボケを重ねるTETSUYAもさすが。こういった愉快な先輩達とNEO EXILEメンバーの絡みも、来年はたくさん見られることだろう。

EXILE B HAPPYアルバムリリース&ライブ開催決定

EXILE B HAPPY

 EXILE B HAPPYは、“子ども達の夢を応援すること”を目的に活動している6人組グループ。EXILE TETSUYAをリーダーに結成されたEXILE B HAPPYには、GENERATIONS・THE RAMPAGE・FANTASTICSのメンバーが参加しており、この日はTETSUYA・小森・中島が、1stアルバムのリリースと来年の子どもの日にライブを開催する旨を告知した。と言っても、アルバムはまだ発売日が決まっていないそうで、小森曰く「アルバムは“地下”で作っています!」とのこと。ボーカルの中島も、アルバムの内容は秘密としながらも「ぜひライブに来ていただけると嬉しいです」と客席を見渡した。さらに、今までのライブに“デビル・ザ・ネスミス”(EXILE NESMITH)や、ダンスの神様“ユータマン”(中務裕太)が登場したことを踏まえて、TETSUYAが「他に出たい人います?」と呼びかけると、THE JET BOY BANGERZのリーダー・SHOWがスッと挙手。「悪役できます?」の問いにも「できます!」と即答し、ライブへの期待を煽った。

『HiGH&LOW』 10th ANNIVERSARY YEAR開幕

 

 2016年に始動したLDH初の総合エンターテインメントプロジェクト『HiGH&LOW』は、2026年に10周年を迎え、「HiGH&LOW 10th ANNIVERSARY YEAR」に突入。コラボレーションカフェやポップアップの開催、アニバーサリーアイテムの発売などを予定している。『HiGH&LOW』シリーズにはLDHのアーティスト・俳優が多数出演しており、ドラマの一作目から出演している鷹村九十九役の青柳を筆頭に、撮影時の思い出トークを展開した。「山王連合会の方々に20歳の誕生日をお祝いしてもらって……僕、29になりました!」という佐藤寛太に対して、大御所俳優に囲まれて悪役を演じていた橘は「(こっちのチームは)現場が重いのよ!日々、眉間にシワを寄せる練習をしてた(笑)」と語り、同じく悪役チームだった小林は「TAKAHIROとØMIを暗殺しにいく役で、何発か引っぱたいたのが良い思い出です」とニッコリ。レディースチーム・苺美瑠狂のメンバー役を演じ、高身長コンビゆえに“ツインタワー”の愛称で呼ばれていたKAEDEと佐藤晴美(元E-girls)は、撮影のために2人でバイクの免許を取ったという思い出話に花を咲かせる。プリズンギャングという設定で映画に途中参加したNAOTOや、『HiGH&LOW THE WORST』シリーズでオロチ兄弟を演じた小森・中務、同シリーズで主人公を演じた川村も『HiGH&LOW』トークで場を盛り上げた。

BATTLE OF TOKYO映画上演&夏にライブ開催決定!

 Jr.EXILEを主役として始動した次世代総合エンターテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』からも、嬉しいお知らせが届いた。1つ目は、映画「LIVE IN THEATER『BATTE OF TOKYO -うつくしき嘘-』」が、2026年1月23日よりグランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて上映されるというニュース。2つ目は、今年開催されなかったBATTLE OF TOKYOライブ(通称BOTライブ)が来夏に開催決定したというニュースだ。映画については、平沼紀久監督からも「本作から『BATTLE OF TOKYO』はさらに進化し、次なるフェーズへと進んでいきます。そこでLIVE IN THEATERと銘打ち、沢山の方々に『BATTLE OF TOKYO』を改めて追体験していただこうと、新規アニメーションに加え、すべてのLIVE、MVを今回の映画のためだけに再編集をした作品となっております。『戦いの末、彼らがみた真実とは︖』皆様と共に、次なるフェーズへと進む【序章】ともなっておりますので、ぜひ、映画館でお楽しみ頂ければ幸いです」というコメントが届いており、ライブ出演者でありながらアニメ監修なども担っている世界は「大変です!」と本音をポロリ。

 2019年に開催した第1回BOTライブの初日で骨折したという苦い思い出を振り返りつつ、「今年はBOTライブがなかったので、来年は久々にまたみんなでバトルしようかなと思っております」と闘志を燃やした。また、アーティストデビューした2019年からBOTライブに参加しているオリジナルメンバーの砂田はもちろん、LDH主催のオーディション『iCON Z』の候補生として2022年のBOTライブに出演し、2024年のBOTライブにはアーティストとしてJr.EXILEの先輩たちと対峙したNEO EXILEの面々にもマイクが。昨年の共演でFANTASTICSとコラボ曲を発表したKID PHENOMENONの山本が、MCの陣から「(中島)颯太とかにいじめられなかった?」と聞かれ、「すごいいじめられましたね~(笑)」と仲良しな先輩・中島をいじると、今度は、中島の大ファンを公言しているWOLF HOWL HARMONYのHIROTOが「(昨年のBOTライブのボーカルステージで)憧れの颯太くんとコラボできて、めちゃくちゃ嬉しかったですし、“そたチル”として今日は颯太くんにいただいたジャケットを着てきました!」と“中島愛”を熱烈アピール! これまでに数々の名場面と珍場面を生み出したBOTライブだが、深掘が「2023年のライブではリレーなんかもやったので、ああいった普段見られないような企画もできたら嬉しい」と語っていた通り、来年の夏も前代未聞のコラボステージが繰り広げられるのだろうか。まずは、川村曰く「LIVE IN THEATERということで、応援上映みたいな形でみなさん一緒に盛り上がっていただけると思います」という映画を観て、心の準備をしたいところだ。

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