『Endless SHOCK』が証明する“Show Must Go On”　座長・堂本光一が『FNS歌謡祭』で刻むラストステージ

　多くの興行と同じく、『Endless SHOCK』も新型コロナウイルスの影響を受けた。上演がやむなく中止となってしまっても、堂本の意向でInstagramでの配信ライブや無観客で撮影した映像を映画館で上演するだけでなく、最小限の機材とスタッフにより、新型コロナウイルス感染のリスクを減らす内容に変更したスピンオフ作品『Endless SHOCK -Eternal-』をスタートさせた。2022年には新型コロナウイルス感染対策のため、『Endless SHOCK』本編は新キャストとともに無観客で配信し、『Endless SHOCK -Eternal-』を帝国劇場と博多座で上演するという、同時期に2つの『SHOCK』を上演した。逆境にもかかわらず、エンタメの炎を勢いよく燃やすかのような動きを見せたのだ。劇中でコウイチが何度も問いかける「Show Must Go On！」という言葉の意味。エンタメに夢を託し続けるコウイチと長きにわたってエンタメを進化させ続けてきた堂本光一の姿は自然と重なる。

　2024年、4～5月に帝国劇場、7～8月に梅田芸術劇場、9月に博多座、11月には再び帝国劇場で公演が行われ、11月29日に大千穐楽公演を迎えた『Endless SHOCK』。まさかの『2024 FNS歌謡祭』でのラストステージの特別バージョンではどんな進化を遂げるのだろうか。ライバル役を務めてきた佐藤勝利（timelesz）、中山優馬、上田竜也（KAT-TUN）の3人が集結し、オーナーやオーナーの娘・リカをはじめとする『Endless SHOCK』2024カンパニーとして出演することが発表されている。『FNS歌謡祭』のSNSにアップされている動画には、堂本、佐藤、中山、上田が登場し、「複数のライバルが揃うこともないし、オーナーやオーナーの娘が全員揃うことはない」ということを興奮した様子で話している。会場はホームであり、休館間近の帝国劇場。オンエアを期待して待とう。

 

 

 

 

 

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