作曲家 牧野信博の逝去を実娘 牧野由依が公表 水樹奈々や『テニスの王子様』キャラソン編曲を担当

 作曲家・音楽プロデューサーの牧野信博が2023年10月18日に逝去していたことを、実の娘であり声優の牧野由依がX(旧:Twitter)にて公表した。

 牧野由依は書面にて「実父であります作曲家・編曲家の牧野信博が、昨年2023年10月18日に63歳にて永眠いたしました」「様々な状況を鑑み、私から関係者の方々にご報告させていただくのはどうなのかとこの一年考え続けておりました」と説明。

 牧野信博の音楽については「父の創り出す音楽、人に愛される力、音の楽しさを教えてくれたこと。それは誇りであり、私たち家族3人が共にした時間は母と私にとってやはりかけがえのない大切な宝物です」と語り、「ひとつだけ皆様にお願いがございます。どうか時折、父の曲を聴きながら当時を振り返り、『マッキーはまったくよぉー!!』と笑っていただけましたら、きっと、クシャッとしたあの笑顔で照れくさそうに喜ぶと思います」とファンに呼びかけた。

水樹奈々「Heaven Knows」MUSIC CLIP

 牧野信博はキーボディスト、編曲家として活動し、編曲については幅広く活動。水樹奈々の「LOOKING ON THE MOON」「真冬の観覧車」などの作曲・編曲を手掛けるほか、「Heaven Knows」、「LOVE & HISTORY」などでは編曲を担当。『テニスの王子様』のキャラクターソングとしては幸村精市(永井幸子)「夢の続き」、伊武深司(森山栄治)「CAN SEE THE LIGHT」などを編曲している。

 牧野信博の姪にあたるアナウンサーの石田絵里奈もXにて「心の奥深くに沁み渡る、優しさに満ちた叔父の音楽が大好きでした。 笑いに包まれながら一緒に音楽を奏でた時間、その一瞬一瞬を忘れることはありません。 叔父の旋律がこれからも皆様の心の中で響き続ける事を願っております」とコメントを発表している。

牧野由依 公式X

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