ワーナーミュージック・ジャパン、社長兼CEOに岡田武士を任命 「常に成長と発展を続けられるように」

 株式会社ワーナーミュージック・ジャパンが、同社の新たな社長兼CEOに岡田武士を任命した。

 岡田は、12月2日付で同職に着任し、当面はワーナーミュージック・グループのアジア太平洋地域におけるレコード音楽事業を統括するサイモン・ロブソンに報告することになるという。

 岡田武士は、2018年からユニバーサル ミュージック合同会社のレーベル、EMI Recordsでマネージングディレクターを務め、松任谷由実やMrs. GREEN APPLEをはじめ、多くのアーティストのヒットを通じてレーベルを大きな成功へ導いた。それ以前には、10年以上にわたりユニバーサル ミュージック合同会社でデジタルマーケティングにおける中心的な役割を担い、ストリーミング時代のヒット作りに貢献した。

 なお、岡田は、9月に退任を発表した現 代表取締役社長兼CEOの小林和之と共に、リーダーシップの移行期間を進め、ワーナーミュージック・ジャパンの会長に就任した北谷賢司が両名をサポートしていくとのことだ。

岡田武士 コメント

ワーナーミュージック・ジャパンが進化するこの重要な時期にリーダーを務めることができることを嬉しく思います。また同時に、アーティストを大切にすることで業界でも知られる小林さんから引き継がせていただけることを大変光栄に思います。市場が急速に変化する中、我々は非常に野心的な成長戦略を掲げています。ワーナーミュージック・ジャパンが常に成長と発展を続けられるように、その進化を力強く牽引していく所存です

サイモン・ロブソン(ワーナーミュージック・グループ レコード音楽インターナショナル部門プレジデント) コメント

世界で2番目に大きな音楽市場である日本での成長戦略を加速させる中、非常に高く評価されている岡田さんが我々のビジネスを統括することに同意してくださったことは、素晴らしいニュースです。Kazさんと北谷さんは岡田さんと共に、リーダーシップの移行を円滑に進めてくれると確信しています。今回の人事は、我々がこの極めて重要な市場での事業拡大に本気で取り組んでいることを示すものです

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