SixTONES 田中樹、KAT-TUNに見守られながら遂げる成長 年月とともに変化してきた関係性

KAT-TUNを見て育った幼少期 特別な関係だからこそ見守る姿勢

【弟】SixTONES田中樹と久しぶりに会ってドライブに出かけます!

 亀梨和也との関係性も、公式YouTubeチャンネル「【弟】SixTONES田中樹と久しぶりに会ってドライブに出かけます!」にて浮き彫りになっている。目をキラキラさせながら田中が放った「僕たちはKAT-TUN兄さんで育ってるので」という言葉を受けて笑顔を見せ、「樹はな、間違いなくそこで育つわな」と返答。さらに田中はSixTONES結成後も、事務所からKAT-TUNを目指すように指導された過去があり、グループとしても個人としても縁があったと明かしている。実際、SixTONESはデビュー前に数々のKAT-TUNの楽曲をライブなどでも披露しており、デビュー後もテレビ番組での「Keep the faith」コラボ歌唱や、年末ライブにおいても2組がコラボレーションしていたのも記憶に新しい。

 動画タイトルにも「弟」という言葉が使われているように、やはり彼らにとって田中の兄の存在は大きい。度々「一緒にやってた兄貴」など名前を出しながら思い出を語るその空間は、終始穏やかだった。しかし「スペシャルな関係値だからこそ、いい距離感保ってあげなきゃなみたいなのはずっとあったよ」と、田中の入所後は見守る立場に徹していたことも打ち明け、兄貴分としての思いやりを滲ませる一幕も見受けられた。

年月とともに変化していく関係性の根底にある、兄弟のような愛情

#246【SixTONES!!】遂に根城を突き止めた日

 中丸雄一との気心の置けない関係性が垣間見えたのは、二宮和也(嵐)、中丸、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池風磨(timelesz)の4名によるYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」とSixTONESがコラボした「#246【SixTONES!!】遂に根城を突き止めた日」でのワンシーン。曲あてクイズの一人目の回答者に、田中を指名した中丸。「歴で言ったら(一番)長いんじゃないですか?」と菊池に振られ、「長い長い」「(事務所に)入る前からだから」と返答した。続けて田中との現在の付き合いについては、「年間8回くらい会ってます」と付け加えて笑いを誘った。「親戚の親父じゃん」という菊池のツッコミにも、ただの先輩・後輩以上の特別な関係がKAT-TUNの各メンバーと田中の間に根付いていることを窺わせる。

 当初はメンバーの弟という形で出会いKAT-TUNに可愛がられていた田中。自身の入所を機に先輩・後輩という異なる関係性が生まれ、仲間を作り、成長していく過程を影ながら見守られていたようだった。たくさんの兄貴分に囲まれながらも、自ら居場所を作り活躍の場を広げてきた。その姿を見つめるKAT-TUNメンバーの眼差しはあたたかで、さながら本当の弟に向けられる愛情を感じさせる。兄弟として、先輩・後輩として、そしてお互いに最前線で活躍するプロアーティストとして。年月とともに絶妙に混ざり合い変化していく彼らの関係性に、今後も注目していきたい。

SixTONES楽曲、ジュニアコンサートで歌われる理由は? 後輩の言葉から見えるバイブスの高さ

SixTONESの楽曲には、ライブで“バイブス”が上がる楽曲が多い。

SixTONES ジェシー・田中樹・松村北斗の誕生日動画から見える仲の良さ 些細なことも知り尽くす関係性

SixTONESには6月生まれが3人いる。6月11日生まれのジェシー、6月15日生まれの田中樹、6月18日生まれの松村北斗だ。

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