井上梨名＆村井優、“櫻坂46らしさ”を広げていく野心 全員で立った東京ドームから得た自信
MV撮影秘話 塗料をかけるシーンでは小さなハプニングも
――「自業自得」はMVも見応えのある仕上がりですが、撮影は相当大変だったんじゃないですか？
井上：そうですね（笑）。最後にかけてがもう……すごかったよね？
村井：本当にすごかったです（笑）。
井上：例えばラスサビの場面なんですが、実際の映像では音楽が流れていますけど、撮影現場ではエキストラさんが塗料とか粉とかいろいろ投げる時に「うわーっ！」みたいに声を出していて。
村井：私たちはダンスをするので、現場で流れる音楽を意識しているんですけど、それが聴こえなくなるくらい大きな声で（笑）。
井上：撮影の途中で「ちょっと音楽が聴こえなくなるんで、もうちょっと声を抑えてください」って、スタッフさんがストップをかけたくらいなんです（笑）。踊っている時は自分のパフォーマンスに集中していたんですけど、終わってから……。
村井：みんなで「え、こんなことになってたの？」ってびっくりしました（笑）。
――円形のセットで、皆さんはその中央でダンスし、エキストラの皆さんがその周りを囲んでいろいろ投げてくる。しかも声まで出てるわけですから、その圧はすごそうですよね。
井上：しかも、今回の撮影はあの円形のセット1カ所だけだったので、ちょっと舞台をやっているかのような感覚もあって。
――これまでのMVでは曲の進行に合わせて撮影場面が変わったりしていましたものね。
井上：そうなんですよ。だから、映像を撮るというよりは舞台で演じ続けているようで、また新しい感覚を得られて嬉しかったです。
――塗料が勢いよく吹き出す後半のシーンは、撮影が大変そうですよね。
井上：プシュー！ って、発射する時の音も大きくて。
村井：あの撮影は何テイクもできるものではなかったので、緊張感もありました。
井上：実は、最初にれなぁ（守屋麗奈）と（田村）保乃のペアから撮影したんですけど、機械から塗料がどれくらいの量出るのかまだ調整段階だったらしくて。その結果、れなぁにものすごい量がかかってしまったんです（笑）。そこから量を調整して、ほかのメンバーの撮影ではいい感じの量になったんです。
――なるほど、謎が解けました（笑）。
「もう一曲 欲しいのかい？」は櫻坂46のライブの新たな武器に
――カップリング曲に関しても聞かせてください。村井さんは「引きこもる時間はない」に参加していますが、これまでの三期生楽曲にないタイプの1曲に仕上がりましたね。
村井：そうですね。まず「引きこもる時間はない」っていうタイトルのインパクトが強いですし、歌詞も聴いているだけで「外に出なくちゃな！」と強く響くもので、すごく新鮮でした。この曲は向井純葉がセンターなんですけど、曲同様にMVも新鮮な内容で。今回は個々で別々に撮影して、最後に全員が集合するっていう内容で、三期生一人ひとりの個性や見せ方がギュッと映像に凝縮されているのが新しいなと思いましたし、最後に集まった時は団体としての強さも見せられる映像になっています。
――井上さんは大沼晶保さん、武元唯衣さん、増本綺良さんという、『サクラミーツ』（テレビ朝日系）に出演している4人で「イザベルについて」を歌唱しています。
井上：まさかのメンバーですよね（笑）。「今回はこのメンバーでのユニット曲が収録されます」と、まず名前だけ発表された時はみんなで「えっ？」って驚いて。「この4人だし、絶対に面白いやつが来るのかなあ」って話していたんですけど、いざ楽曲をいただいたら「えっ、カッコいいやつ来た！」ってさらに驚きました。ギャップを見せられる曲になったなと思いますし、何よりも『サクラミーツ』を好きでいてくださる方々がめっちゃ喜んでくれるといいな。そういうギャップは櫻坂46にとっても武器のひとつだと思うので、しっかり活かせていけたらいいなと思います。
――それ以外にもBACKSメンバーによる「愛し合いなさい」など聴きどころが多いですが、このほかにお二人の印象に残ったカップリング曲はありますか？
井上：私は「もう一曲 欲しいのかい？」かな。
村井：私も一緒です！
井上：最初に仮歌の入ったデモを聴いた時、「これはどんなジャンルなんだ？」っていうくらい初めて聴くようなタイプの曲調で、すごく衝撃を受けて。シャウトも入っていて、集中してよく聴かないと音程もわからなくなるような感じで、「これ、私たちが歌ったらどうなるんだろう？」って全く想像できなかったんです。なので、とにかくデモにあったノリを壊さないようにレコーディングに臨んだんですけど、完成した楽曲を聴いたら櫻坂46らしい勢いがしっかり出ていて、「こんな感じになるんだ！」と驚きました。曲中、キャプテン（松田里奈）の掛け声が何度か出てくるんですけど、「さすがキャプテン、声が通る！」って思いましたし、何よりライブでは私たちもお客さんも難しいことを考えずに騒げる曲になるんじゃないかなと思うので、ライブで化ける曲にしていきたいです。
村井：櫻坂46はこれから夏フェスにも出演する予定なので、そういう場面で絶対に盛り上がる曲になるんじゃないかって思いましたし、〈Ride on la la la la ta ta〉ってフレーズでお客さんと掛け合いをしたら盛り上がりそうですよね。それこそ、櫻坂46のことをよく知らない方にも「なんだかノリがよくていいな」と思ってもらえるような曲になるんじゃないかなと思います。
――今後のライブにおいて武器になりそうな楽曲が揃ったシングルになりましたね。櫻坂46として再び東京ドームに立つという大きな目標を達成させた今、お二人はこの先達成したい目標って何かありますか？
井上：やっぱり、ライブを通してもっと好きになってもらいたいという思いが強いので、日本でもまだ行ったことがない土地や、やったことのない会場でライブをしたいですし、去年ぐらいからほかのメンバーも言っているように海外の方に向けてもっとライブをできたらいいなとも思っています。
村井：今回の東京ドーム公演では海外のBuddiesの方々もたくさん来てくださっていましたし、海外にも櫻坂46のことをいいと思ってくださる方がこれだけいるんだってことを強く実感できたので、もっともっと広く櫻坂を知っていただけるように、海外での活動も増やしていけるように頑張りたいです。
井上：あと個人的にはファンではない方にも「櫻坂46ってあの曲を歌っているグループでしょ？」「櫻坂46といったらこの曲だよね！」と思ってもらえるような、そういう代表曲をひとつでも多く作れたら嬉しいなって思います。
櫻坂46 井上梨名＆村井優チェキプレゼント
櫻坂46 井上梨名＆村井優のサイン入りチェキを2名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。
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※当該プレゼントは、応募者が第三者へ譲渡しないことが応募・当選の条件となります（転売、オークション・フリマアプリ出品含む）。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合がございます。
＜締切：7月20日（土）＞
◾️リリース情報
櫻坂46 9th Single『自業自得』
発売日：2024年6月26日(水)
購入：https://sakurazaka46.lnk.to/9th_jigoujitoku_PKG
【Blu-ray付き】
初回仕様限定盤 TYPE-A / SRCL-12920～12921 / ￥2,000 (tax in)
初回仕様限定盤 TYPE-B / SRCL-12922～12923 / ￥2,000 (tax in)
初回仕様限定盤 TYPE-C / SRCL-12924～12925 / ￥2,000 (tax in)
初回仕様限定盤 TYPE-D / SRCL-12926～12927 / ￥2,000 (tax in)
★初回仕様限定盤・封入特典★
応募特典シリアルナンバー封入
メンバー生写真（各TYPE別27種より1枚ランダム封入）
【通常盤/CDのみ】
CD only / SRCL-12928 / ￥1,200 (tax in)
