モー娘。'24、アンジュルム……各グループの平均年齢も算出 ハロプロメンバー学年別分類2024年版

卒業を控えたメンバーたち

 現時点で卒業が予定されているメンバーは、Juice=Juiceの植村あかり、アンジュルムの佐々木莉佳子、つばきファクトリーの新沼希空。3人とも各グループの今春のツアーをもっての卒業がアナウンスされている。植村と新沼はそれぞれのグループのリーダーでもある。

 また、佐々木こそ22歳だが、植村は25歳、新沼は24歳。最近はあまり言われなくなってきた“25歳定年説”だが、やはりこの近辺での卒業事例が結果的に多くなっている。その一方、モーニング娘。'24には石田亜佑美(27歳)、生田衣梨奈(26歳)、小田さくら(25歳)と、25歳以上のメンバーが3名いる。もっとも、前リーダーの譜久村は27歳まで在籍していたので、あまり定年説を考えすぎても意味はないかもしれない。

今年17歳を迎える世代

 ハロプロでは度々同じ学年に多くのメンバーが揃うことがあるが、2007年度生まれの9人が今年17歳を迎える。アンジュルムのベビーフェイス・松本わかな、現在は突発性難聴により活動を休止しているが復帰が待たれるJuice=Juiceの逸材・川嶋など、面白いメンバーが並んでいる。また、ハロプロ研修生ユニット'24の7人中5人がここに含まれているのも興味深いところ。今年中のデビューが予定されているので、新ユニットだけでなくグループを超えた交流にも期待できそうだ。

現ハロプロの最年少メンバー

 1年前の本シリーズ記事の時点では、正規ハロプログループ内での最年少メンバーは、Juice=Juiceの遠藤彩加里(2008年生まれ)だった。そして現在では、つばきファクトリーに先日新加入した土居が2010年生まれ・中学3年・現14歳で最年少ということになる。

 ハロプロ研修生まで含めると、先日新加入した36期のうちの1人fである服部が2013年生まれ・小学5年・現10歳で最年少だ。今のハロプロで唯一の小学生メンバーでもある。最年長であるモーニング娘。'24の石田は27歳なので16歳差になる。

 ちなみに、各グループ別の平均年齢を算出すると以下のようになる。

<2024年4月時点>
・21.6歳:BEYOOOOONDS
・21.2歳:モーニング娘。'24
・19.4歳:アンジュルム
・19.33歳:つばきファクトリー
・19.27歳:Juice=Juice
・18.4歳:OCHA NORMA
・14.2歳:ハロプロ研修生

 1年前の数値は以下だった。

<2023年4月時点>
・21.6歳:モーニング娘。'23
・20.9歳:BEYOOOOONDS
・20.6歳:つばきファクトリー
・19.7歳:アンジュルム
・18.6歳:Juice=Juice
・17.4歳:OCHA NORMA
・14.6歳:ハロプロ研修生

 デビュー以来メンバーチェンジがなく、したがって平均年齢も1年ごとに1歳増えていたBEYOOOOONDSが、一岡の卒業により変化が起きた。それでも平均年齢は21.6歳で、モーニング娘。'24を抜いてハロプログループ内で一番高い数値を記録した。娘。は譜久村が卒業した一方で井上・弓桁の17期メンバー2人が加入したことにより平均年齢を下げている。

 それでは最後に、現ハロプロメンバー(研修生含む)87人の平均年齢を算出してみる。

<2024年4月時点>
・18.7歳:ハロプロ平均年齢

 前年は78人で19.0歳だったので、0.3歳若返っている。2021年~2023年は0.4歳ずつ増加傾向だったのが、ここにきて減少に転じた。やはりハロプロ研修生を大量増員したことが効いているのだろう。来年はどうなっているのだろうか。

「ハロプロ卒業後の活動に興味がない」は過去の話? 稲場愛香、鈴木愛理らソロでの飛躍に注目

元Juice=Juiceの稲場愛香が4月17日、1stシングルをリリースし、ソロデビューを果たす。卒業後さらにスキルが磨かれた歌…

OCHA NORMA 米村姫良々・北原もも・田代すみれが語る、ハロプロ内外に目を向けたSNS発信の大切さ

2023年に開催されたライブハウスツアーを振り返り、OCHA NORMAが大切にしている“SNS発信”について米村姫良々、北原も…

関連記事