JASRAC、能登半島地震被災地へ500万円寄付 被災地の契約者は3カ月間使用料請求停止も

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、令和6年能登半島地震の被災者支援と被災地復興のため、日本赤十字社を通じて500万円を義援金として寄付することを決定した。

 また、JASRACの委託者(作詞者、作曲者、音楽出版社など)と役職員を対象として募金を実施し、後日追加の寄付を行うという。このほか、甚大な被害を受けた地域の契約者のうち、飲食店等の施設で音楽を利用する方を対象として、1月から3月までの3カ月間、著作物使用料の請求を取りやめる。なお、4月以降の取り扱いについては、今後の状況により決まる。

■被災地域契約者問い合わせ先
施設所在地:富山県、石川県、福井県
窓口:北陸支部
電話:076-221-3602

施設所在地:新潟県
窓口:大宮支部
電話:048-643-5461
※電話受付時間:9時30分~17時30分(土日・祝日を除く)

■被災地域の契約者(飲食店等の施設)への使用料請求停止詳細
【対象地域】
石川県内の3市4町
・七尾市
・輪島市
・珠洲市
・羽咋郡志賀町
・鹿島郡中能登町
・鳳珠郡穴水町
・鳳珠郡能登町

【対象施設】
JASRACと年間の包括利用許諾契約を締結している施設
(業態例)
・飲食店
・ホテル・旅館
・カラオケボックス
・フィットネスクラブ
・各種教室(ダンス教室、カルチャーセンターなど)
・CDレンタル店

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