Aぇ! groupとLil かんさい、2023年はファン層拡大 関西ジュニアの先頭走る2組
多くのライブで声出しが解禁になるなどエンターテインメントが熱く盛り上がった2023年が終わり、2024年が幕を開けた。ここで改めて、関西ジュニアの先頭を走るAぇ! groupとLil かんさいの一年を振り返りたい。
グループとして2023年は3月から6月にかけて初の全国ツアー『Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023』で全12都市44公演を駆け抜けたAぇ! group。また、10月には『イナズマロック フェス2023』にて初の音楽フェス出演を叶えたり、11月には福本大晴の母校である大阪公立大学杉本キャンパスの大学祭『第73回銀杏祭』にシークレットゲストとしてサプライズ登場したりと、新たなことにも挑戦し、さらにその名を広めていった。
グループとしての活躍もさることながら、個人での仕事も一層充実していたように感じられる。福本は4月より放送されたWEST.桐山照史主演の『ゲキカラドウ2』(テレビ東京系)に出演し、その後7月からは『埼玉のホスト』(TBS系)で物語の中心人物である岩槻キセキを演じた。小島健は10月より放送の『帰ってきたらいっぱいして。』(読売テレビ)でドラマ初主演(浅川梨奈とのダブル主演)を果たし、新曲「純情パスファインダー」はAぇ! groupとして初めてのドラマ主題歌に起用された。12月に放送されたスペシャルドラマ『京都のお引越し』(朝日放送テレビ)では正門良規が主演、今月11日からはドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』(毎日放送)で末澤誠也が連ドラ初主演(関水渚とのダブル主演)を果たす。彼らの俳優としての活躍にも目が離せない。
また、情報番組やバラエティ番組でも彼らの顔を多く見た一年だった。福本が7月から9月にかけて『ラヴィット!』(TBS系)の水曜シーズンレギュラーに、正門が10月から『サタデープラス』(MBS・TBS系)のレギュラーに選ばれるなど、爽やかな朝の顔としてもお茶の間に名前を広めている。佐野晶哉は特にチャレンジ企画のバラエティ番組に引っ張りだこで、カラオケで音を外さずに10曲連続で歌いきる難題に挑戦する『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)の人気企画「サビだけカラオケ」では11月26日放送回でアイドルとして初めて“鬼レンチャン”を達成したことで話題となった。草間リチャード敬太は2019年から参加している『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)への引き続きの出演でさらに知名度を上げていった。
個人としてもグループとしても、全力で駆け抜けた2023年だっただけに、12月30日に発表された福本大晴のマネジメント契約解除、今後は5人で活動していくという突然の展開には驚きを隠せない。ただ、ここまで彼らが積み重ねてきたものは変わらずに、ここから先へ進んでいく上でも糧になっていくはずだ。決意を新たに夢へと進んでいくこれからのAぇ! groupにも引き続き期待していきたい。