Snow Man、大晦日生配信ライブパートのポイントは? セットリストからも伝わる本気度

 2023年はシングル2枚、アルバム1枚、映像2作品、初の4大ドームツアー開催と充実の音楽活動を展開したSnow Man。そのことを象徴するかのように、今年を締めくくる一大イベントが12月31日20時30分から24時15分までYouTubeで生配信される『Snow Man Special Live~みんなと楽しむ大晦日!~』だ。先日、セットリストが先行公開され、ファンの期待値を大きく高めた。本稿では、20時半から22時に予定されている「ライブコーナー」の楽曲内容から、今回のライブの見どころやポイントを解説したい。

 まず、無料配信ライブにしては贅沢な1時間半というライブパートの尺にSnow Manとチームの本気度が伝わってくる。さまざまな出来事があった2023年。変わらずに応援し続けるファンへのプレゼントでもあり、自分たちの武器であるライブパフォーマンスでこそ証明できることがあるというメッセージのように思える。突如舞い込んできたこのタイミングを最大限に生かすためにも、誰もが観ることのできるYouTubeというプラットフォームを選択したことにとても大きな意味がある。興味はあってもライブパフォーマンスをしっかり観たことがなかったという人たちも気軽に楽しむことができるため、多くの人を巻き込みやすい。新たなファン獲得の機会になる可能性は大いにあるだろう。

 ライブパートのセットリストに注目すると、目黒蓮主演ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)主題歌「Dangerholic」を皮切りに、「ブラザービート」「ナミダの海を越えて行け」「HELLO HELLO」と続く前半は、一緒に口ずさんだり、踊りたくなってしまうようなポップでキャッチーな楽曲が並ぶ。さまざまな世界観をダンスと歌で表現することに長けているSnow Manの魅力を存分に味わえるであろう「slow…」「DA BOMB」「KISSIN' MY LIPS」「タペストリー」の流れ、心温まるハートフルな「ベストフレンド」「オレンジkiss」の後には、2024年2月14日発売の10thシングルより岩本照主演ドラマ『恋する警護24時』(テレビ朝日系)主題歌「LOVE TRIGGER」と、渡辺翔太主演ドラマ『先生さようなら』(日本テレビ)主題歌「We’ll go together」を初パフォーマンス。新曲2曲をいち早くライブで観ることができるのはうれしい。

 過去のグループ内ユニット曲の中からメンバーをシャッフルして“今夜限りの特別ユニット”でパフォーマンスを披露するパートも大変気になるところ。現在発表されているユニット曲は「P.M.G.」(深澤辰哉・向井康二・宮舘涼太)、「ADDICTED TO LOVE」(岩本照・ラウール・佐久間大介)、「360m」(渡辺翔太・阿部亮平・目黒蓮)、「HYPNOSIS」(岩本照・向井康二・目黒蓮)、「ガラライキュ!」(深澤辰哉・ラウール・渡辺翔太)、「Color me live...」(阿部亮平・宮舘涼太・佐久間大介)、「Two」(渡辺翔太・目黒蓮)、「Bass Bon」(ラウール・佐久間大介)、「Vroom Vroom Vroom」(岩本照・深澤辰哉・宮舘涼太)、「Gotcha!」(向井康二・阿部亮平)の10曲。お楽しみ感のある盛り上がりソングからしっとり聴かせるバラード、ラップやダンスが際立つエッジの効いたナンバーまで、より自由な音楽性を楽しめるのもユニット曲ならでは。配信当日まで披露曲とメンバーの組み合わせを予想しながら楽しみたい。

関連記事