KinKi Kids 堂本光一、Snow Man 渡辺翔太・SixTONES 森本慎太郎と縮めた距離 舞台を通じた後輩たちへの指導に込める思い
堂本は、自身が主演を務める舞台『SHOCK』シリーズでも、今井翼、錦戸亮、屋良朝幸、内博貴と後輩たちをライバル役として迎えてきた。特に2018年以降は、中山優馬、上田竜也(KAT-TUN)、佐藤勝利(SexyZone)、北山宏光と、若手メンバーの抜擢が大きな話題になっていた。
今年6月26日放送の『どんなもんヤ!』では、「『SHOCK』をやったことによって、一人ひとりが自信になってね、それぞれの場所に戻った時も、その経験が活かされて、一人ひとりが輝いてくれるようになってくれるのが、自分としては一番うれしいこと」と話していたことが思い出される。その際、Kis-My-Ft2からの卒業と事務所からの退所が発表されていた北山についても「それでも関係ないですよね。彼は彼の道を進むわけだけど、『SHOCK』をやったから、退所しても前向きな気持ちでこういうふうに出来たとか思ってくれたら非常に嬉しい」とも語っていた。
自信をつける、というのは非常に難しいことだ。魅力を伝え、称賛したとしても、当の本人が実感として得られなければ身につかない。だからこそ、堂本は舞台という場を用いて、背中を見せつつ、自分自身で気づかせる指導を続けているのだろう。
そうして後輩たちを導くことが、彼が身を置くエンタメ業界を支え、そして最終的には堂本を長年応援してきたファンへの恩返しとなる。きっとファンに最もプライオリティを置く堂本なら、そう考えているのではないかと予想する。そんな使命感を背負いながら数々の作品を生み出し、若手たちの可能性を開花させていく堂本の生き様が見られる舞台を、これからも楽しみにしている。
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