ジャニーズWESTと激辛料理企画の相性を考える 中間淳太を中心とした強いリアクションで際立つメンバーの個性
メンバーの仲の良さや軽快な掛け合い、トーク力で数多くのバラエティ番組で活躍しているジャニーズWEST。『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』(TBS系)8月8日放送回で「中間淳太の激辛、どう?」と銘打った新企画が始まった。
通常の放送回では、超個性派なお店に行き過ぎ、その人自身も突き抜けた“イキスギさん”にジャニーズWESTが密着取材している本番組。本企画は、激辛料理が得意で異様な強さをこれまでも見せてきた中間自身が、“芸能界一の激辛イキスギさん”になるべく全国の激辛料理を食べまくる、メンバー自身が“イキスギさん”を目指す試みだ。
先日の放送では、世界の激辛料理を2000以上食べてきた激辛ジョニー氏とともに「地獄陳麻婆豆腐」を実食。事前に誓約書を書くほどの辛さで、100人が挑戦して完食できるのは1人ほどだという。激辛好きな番組スタッフが一口食べるも震えが止まらなくなるほどの激辛料理だが、中間は一口食べて「めちゃくちゃ美味しい」とつぶやくと、すぐに二口目を口に運ぶ。「旨味が引き立っているというか、いつもより辛くすることによって挽肉のあまみやコクが出る」と丁寧な食リポをする余裕ぶりを見せた。また、中国語が堪能な中間は、厨房で料理人と流暢な中国語でやりとりする場面も。中間の個性が存分に発揮されていた。
2020年には『有吉ゼミ』(日本テレビ系)の激辛企画でも激辛パスタを平然とした表情で食べきったこともある。あまりの余裕ぶりにメンバーも驚きの表情を見せていたが、今後の同企画で、中間が苦戦する激辛料理が出てくるのか。タイトルやオープニングは、桐山照史の単独主演ドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)のタイトルやオープニング映像など愛あるバロディでスタートし、桐山も「嬉しい、ありがとう!」と声を弾ませた。
ジャニーズWESTと激辛は、切り離せない関係がある。前述した『ゲキカラドウ』は、これまで多くのグルメドラマを手がけてきたテレビ東京による新感覚の激辛グルメドラマだ。毎回登場人物たちが味わう激辛料理は、実在の店舗で撮影しているのが大きな特徴。桐山の豪快な食べっぷりは気持ちがよく、続編として『ゲキカラドウ2』も放送された。桐山は“激辛グルメドラマ俳優”という個性を手に入れたと言える。