Aぇ! groupメンバー分析第4回:小島健、日々名言を生み出す“持ってる”リーダー 自由人なようで真面目かつ情に厚い部分も

 数年前から、ライブで煌びやかな衣装に身を包み「コジケンサンバ」と称して「マツケンサンバII」を披露していた小島。2022年には松平健から公認をもらい、「いずれマツケンさんと一緒に歌うのが目標です」と話していた。ついに先日放送の『カミオト-上方音祭-』で、本家と共演を果たしたのは、小島の“持ってる”ぶりを感じさせる。

 放送では、まずは小島が“コジケン”として「コジケンサンバ」を歌い始め、気持ちよさそうに歌い終わると、モニターに「暴れん坊将軍のテーマ」と大阪城を背景に白馬にまたがる松平が映し出される。ワイプで睨みつけるように映像を見つめる小島。満を持して登場した松平とまるで親子のように楽しげに歌っていた。スパンコール衣装や煌びやかで華やかなステージと、「マツケンサンバII」の相性は抜群に良く、2人のユニゾンも見事にハマっていた。笑えるのに泣きそうになる、幸福感に包まれるパフォーマンスは、いつか『紅白歌合戦』(NHK総合)で見られることを期待せずにはいられない。

 そんな小島は、自由人に見えて、根は真面目で情に厚いところも魅力だろう。姉の結婚式で1日泣いていたエピソードをラジオで明かすなど、優しさや情深さが窺える(※2)。

 さらに、小島は、論文になるほどの歴史的発見をしている。バラエティ番組『関西ジャニ博』(MBS)の企画で、大阪・道頓堀川で絶滅危惧種のニホンウナギの捕獲に成功したのだ。道頓堀川でのニホンウナギの生息確認は学術調査として初めてのことで、番組の監修者は論文として発表。大阪市立自然史博物館に公開されている標本のラベルを小島が書いている(※3)。

 高身長で正統派二枚目なルックスを持ち、モデルをこなす。パフォーマンスのみならずお笑いにも力を入れて、「コジケンサンバ」を堂々やってのける。小島の独自の世界観は、間違いなくAぇ! groupに深みをもたらしている。これからどんなことをして驚かせてくれるのか、楽しみだ。

※1:https://hochi.news/articles/20230107-OHT1T51191.html?page=1
※2:https://mdpr.jp/news/detail/3561582
※3:https://mainichi.jp/articles/20230526/k00/00m/040/064000c

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