Kis-My-Ft2 千賀健永、背中を押され初の個展開催へ　「うちのメンバーは本当に優しい」

　個展について、絵を描きはじめてすぐに自分でも個展開催を思い描いたが、自ら声に出すことは少なかったと振り返る。その代わりにメンバーが様々な場面で千賀の個展について言及、背中を押してきた。千賀は「それがなかったらこれも叶っていなかったと思うし、メンバーには感謝しています」と述べ、「うちのメンバーは本当に優しいので、メンバーが叶えたい夢があったら一生懸命に背中を押してくれるし、支えあって今日までやってきたグループだと思っているので本当に感謝です」と何度も感謝の気持ちを口にした。

　また、展示では千賀がゼロから手がけた靴も注目ポイント。メンバーの藤ヶ谷太輔の影響で靴に興味を持ち、Kis-My-Ft2にフット＝足が入っていることもあり、靴づくりに興味が沸いたと話す。生地選びからミシンを使った縫製などゼロから手がけた。個展では手がけた靴の展示に加えて、靴づくりの過程を捉えた映像も視聴できる。

　千賀は原点となった藤ヶ谷にはまだ見せていないと明かし、「自分で作ったよって紹介するのが恥ずかしくてなかなか出来てなくて。だから個展があった際に知ってもらえたら」とあえて伝えていないという。メンバーも個展に来場すると話しているそうで、「一番年下なので、あまり強く物を言えるタイプでもないし……普通に褒められたらうれしいタイプなので、純粋に褒めてくれたら」とリクエスト。鑑賞後のメンバーの反応も今後の楽しみとなりそうだ。

　千賀は会見で着用したセットアップも自らデザインを手がけた。「この柄は僕がiPadでデザインして作らせてもらいました」と明かし、「結構奇抜なファッションが好きなので、アシンメトリーみたいなデザインが好きで。自分が着たい洋服、シルエットもそうなんですけど自分の願望を全て取り入れた」と紹介。今回制作したデザイン柄でさらなる展開を聞かれると、千賀は「今回ポップアートに挑戦させてもらってすごくファッションとも相性がいいので、色んなファッションとコラボしたり新しい化学反応を起こせたら」と夢を語った。