EBiDANメンバー紹介第9回：SUPER★DRAGON 伊藤壮吾、田中洸希　新たなファンを呼び込むキーマン的存在

田中洸希

　伊藤と同じく、2月に20歳の誕生日を迎えた田中。20歳の誕生日には初となる写真集『20+』（KADOKAWA）を発売した。ハッと目を惹くのがその端正なビジュアルと、どこかアンニュイな空気感は唯一無二のものだ。

　SUPER★DRAGONではボーカルを担当しており、ちょっと低めの甘い声で想いをファンに届ける。ラップを披露することも多いが、田中の持ち味のひとつがヒューマンビートボックスだ。確実にスキルアップしているビートボックスは、すでにSUPER★DRAGONの楽曲では欠かせないものになっており、リリース曲にも取り入れられている。

　また、2022年9月に行われた『SUPER★DRAGON Special Live 2022 「Move On!!!!!!!!!』」では田中のビートボックスだけのパートもあり、卓越したパフォーマンスを見せた。

　一方で、田中は伊藤とは異なる方面でオタク気質な面も。K-POPをこよなく愛し、好きなアイドルの話になると止まらなくなることもある。また、ラーメン二郎が大好きで「都内はもう少しで制覇なんですけど、全国にラーメン二郎はあるので、いつか全国制覇もしたいです」というほど（※1）。

　麗しい見た目とのギャップが感じられるのも魅力のひとつかもしれない。メンバーの志村玲於と同じように、グループ内ではいじられキャラとなることが多い田中。いじられて、オロオロとしている様子も親しみやすさとパフォーマンス時とのギャップを感じさせている。

　SUPER★DRAGONの中でもある意味、意外性を担っている伊藤と田中。新たなファンを呼び込むキーマンとなっていく2人かもしれない。

※1：https://w-online.jp/archives/8733/3/