櫻井翔、報道番組から紅白まで司会業が絶好調　嵐メンバーとの関係性に変化も生まれた40歳としての1年

　さて、冒頭で触れた通り櫻井はドラマ『大病院占拠』で神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事である主人公・武蔵三郎役を演じている。第1話からスリリングな展開で幕を開け、視聴者も一緒になって手に汗握るような緊迫感が漂う、これまでにない作風だ。

　3月に公開を控える劇場版『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』で共演の広瀬すずとは、元日の深夜から3夜連続で『広瀬すず＆櫻井翔とほっこり過ごすお正月SP 3夜連続『ネメシス』上映会』（日本テレビ系）が放送。、広瀬とこたつを囲んでエピソードトークを交わしたのに続き、1月12日放送『櫻井・有吉THE夜会』（TBS系）にも広瀬がゲスト出演と、本作に限ったことではないが、様々な共演者といい関係を築きながら作品を作っていることが窺える。司会としてもキャリアを重ね、出演番組の規模が広がっていくのは、櫻井の持つ誠実さも大きいのではないだろうか。年齢を重ね、仕事をある程度絞り込んでもなんら不思議はないが、それでも新たな作品に挑戦する姿に、変わらない櫻井の芯のようなものを感じる。41歳、重ねてきたキャリアがまた一層深みを増しそうだ。

※1：https://hochi.news/articles/20230116-OHT1T51191.html