kemio、西川貴教、OWV……JO1、「SuperCali」コラボダンスから広がるグループの輪

　10月12日、6TH SINGLE『MIDNIGHT SUN』をリリースしたJO1。同日18時には、タイトル曲「SuperCali」のMVもYouTubeで公開された。「夢と現実の間。このおかしな世界で、僕らはなんだってできる」という同作のコンセプトがMVにも反映されており、暗い森の中でのシーンは痛みを感じつつも努力を続けて成長している様子、ポップな色のシーンは非現実的な夢の世界の象徴、街中のシーンは現実に見えるが実は夢と現実の狭間……と、様々な考察も楽しめる。さらに中毒性の高いメロディとダンス、独特の世界観が癖になるような仕上がりで、すでに1000万再生（10月17日現在）を突破しているほどだ。

　さらにTikTokでは、同曲のサビを様々な有名人とともに踊った映像もアップされている。現在アップされているのは、河野純喜＆白岩瑠姫×濱家隆一（かまいたち）、白岩＆豆原一成＆與那城奨×那須川天心、川西拓実＆佐藤景瑚＆鶴房汐恩×kemio、木全翔也＆金城碧海×おぱんちゅうさぎ、川尻蓮＆木全＆佐藤×よしあき、木全×西川貴教、大平祥生＆金城＆河野×山里亮太（南海キャンディーズ）、川尻＆白岩×浦野秀太＆中川勝就（OWV）の8本。そこで今回は、この中からいくつかの動画に注目してみたい。

川西拓実＆佐藤景瑚＆鶴房汐恩×kemio

　以前コラボをしたことがあるJO1とインフルエンサーのkemio。彼はサビの一節の手の動きをメンバー3人と披露しているのだが、絶妙に上手い。K-POPファンであり、SNSやYouTubeにダンス動画を度々アップしていることを考えると納得の結果で、スタイルの良さを活かした3人との並びも様になっており、何よりもJO1メンバーのダンスとタイミングも揃っている。かと思えば、最後は照れくさくなったのか口元を抑えて画角外に逃げていってしまうという、キュートな様子を見せている。それを見たメンバーたちも笑顔になっており、温かな空気が感じられるのではないだろうか。旧知の仲だからこそのほっこり感が楽しめる映像である。