SixTONESとKing & Princeが集う「#ストプリ」への反響が大きい理由 互いを認め合いながら続く交流
7月2日に投稿された「#ストプリpart2」のセンターで力強く手を握るジェシーと神宮寺勇太。2人は2012年放送のドラマ『スプラウト』(日本テレビ系)で兄弟役を演じた。ほかにも森本と神宮寺も2013年放送のドラマ『幽かな彼女』(フジテレビ系)や『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ)に出演。2019年には田中樹と髙橋海人も『ブラック校則』(日本テレビ系)で共演した。ほかにも2014年~16年まで放送されたバラエティ番組『ガムシャラ!』(テレビ朝日)にも多くのメンバーが出演していた。
ドラマや舞台などの共演など2組の軌跡は書ききれないほどあるが、雑誌『Myojo』の10000字インタビューを筆頭に雑誌等でのエピソードを振り返ってみると、思春期ならではの多感で繊細な時期を共に過ごし、時に支えあいながら切磋琢磨してきたことが窺える。
2020年1月放送『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に、デビュー直前のSixTONESが出演したのだが、そこでKing & Princeについて語る一幕があった。MCの上田晋也からデビューが早かった後輩グループについて「人気者になっていく姿をどんな気持ちで見てた?」と聞かれると、京本大我は「僕らも、もう二十歳を超えていたので、大人で冷静だったので彼らの実力だったらいくよな」と納得した様子で語れば、田中も「King & Princeとかは人気も実力も凄かったんですよ」と説明。森本も「トップにいたんで」と続け、ジェシーは「早く(デビュー)しないかなって(笑)」とリスペクトを込めて語っていた。また、森本は神宮寺や平野紫耀らとデビュー前から仲が良いと明かし、街中で彼らが声をかけられたことに悔しさを感じたと話す一方で、「誇らしい自分もいて。こんな人気者と俺、歩いてるんだぜ!」と語っていた。
直近では、4月23日放送『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に岸がゲスト出演したのだが、ラジオリスナーである“リトルストーン”も歓迎ムード。メインMCの田中と、ジェシーと共にノリの良いトークで爆笑を誘った。前述の『ミュージックステーション』でも、髙橋が松村北斗との交流について切り出すと、松村も髙橋の才能に惚れたと語るなど、交流はいまなお健在だ。
デビュー以降は、コンスタントに楽曲リリースとコンサートツアーを続け、メンバー全員で出演するレギュラー番組のほか、映画にドラマ、舞台と俳優としての活動にバラエティ番組、ラジオ番組、雑誌連載……とソロとしても目覚ましい活躍をみせる両グループ。
「#ストプリ」に関するSNSでのシェアやコメント数からも、2組の人気度が感じられると共に、寄せられたコメントの中には、2組のコラボレーションを熱望する声や「ずっと仲良くいてね」という投稿もみられた。そんなポジティブな言葉で満ちたのは、メンバー全員の表情が物語る、“いい関係”の賜物ではないだろうか。
デビューまでの軌跡や様々な場面で語られてきたエピソードなどが重なりエモーショナルな気分になった「#ストプリ」。今後も音楽番組で共演した際には、記念写真のような投稿を期待したい。