ONE OK ROCK Taka、武尊の“カーフキック”を受けるも「大丈夫」 後輩から慕われる兄貴分としての人間力
ONE OK ROCK Takaが、格闘家 武尊のYouTubeチャンネルに登場した。
普段こういったYouTube企画に出演することは珍しいというTakaだが、今回はTakaのことを兄貴分と慕う武尊のためにと出演を快諾したとのこと。5月24日に公開された『【ONEOKROCK】武尊の兄貴分・Takaにカーフキックを伝授!まさかのスパーリングに発展!!【スパーリング】』では、武尊がTakaに「カーフキック」を伝授。カーフキックは、見た目は地味ながらも足の神経を蹴ることから、受ける側は2〜3週間歩けなくなるという技だという。以前、武尊のチャンネルにてお笑い芸人のみなみかわがカーフキックを受けた際は、かなり痛そうなリアクションをとっていた。ただ、Takaはこのカーフキックが効かないとのことで、武尊に蹴られても「大丈夫」とびくともしない様子だった。その後、Takaは武尊相手にミット打ちやスパークリングなどを実施。「肺が熱い」と言いながらも武尊のペースについていくなど、世界を舞台に活躍するTakaの身体能力の高さを見せつけた。
5月25日には、『【世紀の一戦】Takaにしか聞き出せない武尊の本音。大一番を前にした心境を吐露【ONEOKROCK】』というトークメインの動画をアップ。思ったことを言葉にしてなかなか伝えられないという武尊に対して、Takaが親身になって相談に乗ってくれたというエピソードを披露。それ以降、武尊はスッキリした気持ちで思いをストレートに伝えられるようになったと話している。
動画の後半で話題は武尊と那須川天心の試合の話に。格闘界のみならず多くの注目を集める一戦についてTakaは「人間力が試される試合になると思う」と見解を述べた上で、「武尊の人間力が上回っているって信じている」とエールを送った。
那須川と武尊の試合を巡っては、以前から本人も試合を望んでいるという意思表明をしていたものの、さまざまな事情で実現には至らなかったという。そういった事情についてTakaは、「団体の垣根を越えたり カメラの前ではしゃべれないこともあるし もちろん僕のいる世界もそうですけど 必ずどこかに 面に出ないで牛耳っちゃう人って どの世界にもいるわけで そこで自分が 演者として 表舞台に立つファイターとして 自分が真ん中に入って そういうことを決めていくことって 本当に普通の人が想像している以上の 難しさ・大変さだと思う」と理解を示し、今回の一戦が決まったことへの喜びを伝えていた。今年でメジャーデビュー15周年を迎え、日本を代表するバンドのフロントマンとして、さまざまな困難と戦ってきたTakaだからこそ出た言葉だろう。
ジャンルは違えど若い頃から世間の注目を集めてきた武尊とTaka。そんな二人のトークの節々からは友情とリスペクトが感じられた。相手の立場に立ち、親身になって相談に乗る様子からは、Takaが兄貴分として多くの人に慕われる理由が垣間見えた。