ITZY、ハイレベルのパフォーマンス&キュートな素顔で魅了 日本ファンとの一体感高めたオンラインイベントレポ

 韓国発のフレッシュなガールズグループ・ITZYが、ベストアルバム『IT’z ITZY』のリリースで待望の日本デビューを果たす。その記念すべき日を待ちきれないファンのために2021年12月18日、『ITZY JAPAN DEBUT SHOWCASE "IT'z ITZY"』が開かれた。彼女たちとっては日本初となるオンラインライブだけに、開始直前からチャットでは「嬉しすぎて息ができないほど」「楽しみすぎる!」といった視聴者のメッセージでいっぱいに。そのような歓迎ムードに包まれながら、注目のステージは幕を開けた。

ITZY

 各メンバーを紹介する映像が流れた後、颯爽と登場した5人のメンバー(イェジ、リア、リュジン、チェリョン、ユナ)は、日本のリスナーとの出会いに心なしか興奮気味に見える。記念すべきオープニングナンバーは「DALLA DALLA」。2019年2月にリリースした韓国デビュー曲であり、グループのガールクラッシュ的なイメージを確立した重要なナンバーだ。

 続いて披露したのは「WANNABE-Japanese ver.-」で、本国では各種ヒットチャートでトップに輝いた代表曲を日本語で歌うスペシャルバージョンである。伸びやかなボーカルとコーラス、そしてキレのいいダンスを堪能できる同曲は、ITZYの魅力のすべてが詰まっていると断言してもいいかもしれない。

 「本当に嬉しいです!」(イェジ)、「私たちもこのショーケースを本当に楽しみにしていました」(リュジン)、「本当は直接MIDZY(公式ファンクラブの名称)のみなさんとお会いしたかったのですが、このような形になってちょっと寂しいですが…」(リア)、「(それでも)みなさんの熱気がここまで伝わってきていますので最後までもっともっと一緒に楽しみましょう!」(チェリョン)、「すごくワクワクしています」(ユナ)といったメンバーの軽やかな挨拶をはさみ、次の曲へ。「ICY(LIVE ver.)」ではパワフルなパフォーマンスで勝負し、「LOCO-Japanese ver.-(LIVE ver.)」ではエキゾチックなサウンドで大人びた面を見せるなど、アピールするポイントは異なるものの、ITZYにしか表現できないスタイルを感じさせてくれる点ではどちらも強力なナンバーと言えそうだ。

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