岩田剛典、ソロデビュー曲がバイラルチャート絶好調 心地よい歌声や豊かな表情で魅せる新しい一面

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(9月16日公開:9月9日~9月15日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:岩田剛典「korekara」
2位:オリバー・ツリー「Life Goes On」
3位:Woo「We Are feat. Loco, GRAY」
4位:Interupt「Power (In Your Soul) feat. Luna LePage」
5位:BE:FIRST「Shining One」
6位:MAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」
7位:夜のひと笑い「ミライチズ」
8位:ザ・キッド・ラロイ「STAY (with Justin Bieber)」
9位:Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」
10位:なきそ「げのげ feat. ロス」

 バイラルチャートと他のヒットチャートの大きな違いは、“リスナーがシェアする”というアクションが反映されているところである。ゆえに、楽曲の配信スタートから、しばらく経ってからランクインしてくる曲がほとんどだ。そのタームは早くて2週間~1カ月ほど。TikTokなどのSNSと親和性が高いチャートということもあり、拡散され続けた結果、リリースから数カ月してトップ10入りしてくる楽曲も珍しくない。

 そんなバイラルチャートに新たな一面を加えたのが、今週1位を獲得した岩田剛典のソロデビューシングル曲「korekara」である。9月15日にリリースされたこの曲は、リリース日からバイラルデイリーチャートで1位を獲得すると、以降も1位をキープ。ダントツの強さで今週のバイラルウィークリーチャートのトップを飾った。この推移の背景には、バイラルチャートがまだまだ知らない側面を潜めている“生きているチャート”である証とも言えるのではなかろうか。

 今さらであるが、岩田剛典について軽くおさらいしておきたい。彼は三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEやEXILEでも活動するダンサーであり、俳優としての活動も盛んである。これまでTVドラマや映画で多数主演を務めており、その佇まいと雰囲気で無二の存在感を発揮してきた。例えば、コメディの奇才・福田雄一監督が手掛けた『新解釈・三国志』(2020年公開)でも、演技派が揃った個性の強い俳優陣の中、岩田はいつもと変わらぬままで自身の存在感を十分に発揮しており、どこか品がある雰囲気から単独でのCM出演も数多い。グループではダンスに徹する岩田が、初めてその歌声を公にしたのもCMだった。それが2018年10月からオンエアされた味の素AGF『「ブレンディ®」スティック朝オーレ!』のCMであり、窓辺でアコースティックギターを弾きながら歌う岩田の柔らかい歌声が話題になった。

岩田剛典が歌う!新CM「ブレンディ」スティック 朝オーレ!篇(30秒)

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