27thシングル『ごめんねFingers crossed』インタビュー

乃木坂46 星野みなみ×新内眞衣×梅澤美波インタビュー 各期生が語る、次世代メンバーへの信頼と10年目迎えたグループの今

「いつもと構成が違うところがクセになる」(星野)

乃木坂46『ごめんねFingers crossed』

ーーここからはニューシングル『ごめんねFingers crossed』の話題について。表題曲の雰囲気はこれまでとは大きく異なり、“新しい乃木坂46”を提示した新鮮さの強い1曲となっています。

星野:この時期だから、もっとテンションが高い夏曲がくるかなと思ったんです。いつもその曲でツアーを回ったりするから。

梅澤:最近は夏に振り切った楽曲が少ないですよね。

星野:そうだね。でも、4期の楽曲(「猫舌カモミールティー」)が可愛い感じだから、シングルとして全体のバランスはいいのかな。私はすごく好きですよ。Aメロ、Bメロが難しかったり2サビがなかったりと、構成もいつもと違いますし、そういう部分がクセになるんですよね。

新内:難しい曲だけど、また新たな一面が見せられるんじゃないかなとは思いますね。ダンスもカッコいいし。

梅澤:特に最近は「Route246」みたいな曲があったり、衣装も丈をミニにしてみたりとグループとして挑戦的なことが増えていますよね。それは先輩方が「乃木坂らしさ」とか「乃木坂っぽい」とかそういうものをちゃんと作ってきてくださったから、「乃木坂らしさ」をちゃんと残しつついろんな路線に踏み込むことができるようになったのかな。それが感じられる1曲だなと思います。

ーーMVも今までにない内容ですものね。撮影はいかがでしたか?

星野:最近、遠出してMV撮影することもなかったから、すごく楽しくて。

新内・梅澤:うんうん。

星野:撮影前日に「明日、何を持っていこう?」ってワクワクして、お菓子とか入れちゃって(笑)。

梅澤:ちょっと遠足みたいな感じで。

星野:久しぶりの感覚で、うれしかったですね。

「さくちゃんは今、変わろうとしているタイミング」(梅澤)

ーーそういうこともなかなかできないご時世になっちゃいましたし。撮影は2日がかりで、雨が続いたそうですね。

新内:結構(雨が止むのを)待ったんですけど、なかなか止まなかったですね。

星野:でも、最後のダンスシーンはあと2、30分待ったら止んだよね。ダンスが終わってびしょびしょだったけど、撮影が終わったらもう止んでいたし。でも、濡れて踊るのも逆にカッコよくて、よかったのかな。思えば、昔もよく雨の中で撮影したよね?

新内:そうだっけ?

星野:いつも濡れてるイメージがある(笑)。雨の中でダンスするMVとかなかった?

新内:う〜ん……。

梅澤:神宮(明治神宮野球/『真夏の全国ツアー』でおなじみの開催地)のイメージですよね、雨というと。

星野:それもあるのかなあ。でも、それも楽しいんだよね。

新内:みなみは今、神宮を欲しているんだよ(笑)。

星野:でも、降ったら降ったで嫌なんだけど(笑)。

新内:え、どっち?(笑)

ーー(笑)。でも、映像としては車のカッコよさと相まって、印象的な内容に仕上がったと思いますよ。

新内:(梅澤が演じる)スターター、観ました?

星野:超カッコよかった!

新内:本職ってレベルで似合ってるし。

梅澤:うれしい(笑)。めっちゃ楽しかったです!

ーーこの曲では4期生の遠藤さくらさんが、『夜明けまで強がらなくてもいい』(※2019年9月発売の24thシングル)以来二度目のセンターを務めます。最初と比べて変わった部分や成長した部分など、見ていて感じることはありますか?

星野:前のときは4期のほかの子(賀喜遥香、筒井あやめ)が隣にいたから心強かったと思うけど、今回はひとりで不安なんじゃないかな。MV撮影でも泣いている姿を見かけましたし。ポジション的にも周りに1期生が多いので、支えてあげたいなと思ったんですけど……(新内に向かって)どう思う?

新内:私はその泣いている姿を見て、たぶん悔しくて泣いているんだろうなと思ったので、責任感が増しているように感じました。きっと前回はセンターを全うすることに必死だったけど、2回目のセンターを任されたことで責任感が芽生えて、思うようにいかないことに対する葛藤の涙だったのかなと思ったので、すごく成長しているんだなと。こうやって大人になっていくんだなと思って、温かく見守っていました。

ーープロ意識じゃないけど、自分の中で求めるレベルがより高くなったんでしょうね。

新内:私からしたら全然できているように見えるんですけど、本人の中ではそういう葛藤があるんだと思います。

梅澤:さくちゃん(遠藤)は今、変わろうとしているタイミングなんだろうなと思います。それこそ、この前の4期生ライブでは先輩と一緒にいるときの空気とは、また違った雰囲気を纏っていて。たぶん本人もすごく負けず嫌いだから、4期生と一緒にいるときは自分が引っ張ろうという自覚もあるだろうし、プレッシャーもあるだろうけど支えられたらいいなと思っています。あと、(齋藤)飛鳥さんと一緒にいるところをよく目にするんですけど、その関係性がさくちゃんにとってすごく大きいんだろうなというのも伝わります。私から見ていても何の問題もないぐらい、MVの表情とかもすごくカッコよかったから、これからがもっともっと楽しみな存在ですね。

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