NiziU MAYUKA、“カメレオン”のように変幻自在でカラフルな魅力 ミッションを経るごとに変化し続けた姿

NiziU MAYUKA、変幻自在でカラフルな魅力

 『Nizi Project』から誕生したグローバルガールズグループ・NiziUのメンバー9人によるデビューまでの軌跡を、彼女たち自身のインタビューを基に明らかにしていく特別番組『NiziU 9 Nizi Stories』がHuluにて配信中。今回は、同番組第6回でスポットが当てられたNiziUメンバー・MAYUKAの魅力を紐解く。

「MAYUKAはステージごとに変われる(MIIHI)」
「どのコンセプトでも目立てる(NINA)」

 MAYUKAが“NiziUのカメレオン”と呼ばれるゆえんは、メンバーたちから上がったこんな声からも汲み取れるものだ。しかしその変幻自在でカラフルな魅力はパフォーマンスだけではなく、『Nizi Project』においてミッションを経るごとに常に自分自身を変化させ続けた彼女の姿にも表れていた。

 「自分もアイドルから夢をもらったので、同じように夢を与えられるようになりたい」、そんな想いを密かに抱きながら、自ら稼いだアルバイト代でダンスレッスンに通っていたというMAYUKA。彼女にとって本オーディションの地域予選は、人前で初めて歌やダンスを披露する場だったという。それゆえ大きな緊張に飲み込まれる形となってしまったそのパフォーマンスに対し、J.Y. Parkは“情熱・感情表現の欠如”を指摘、保留合格を言い渡す結果となった。

 後日改めて合格通知を受け取り、これまで未経験だったというボーカルレッスンを開始したという彼女は、当時の心境を「東京合宿までの1カ月しかない期間で練習したので不安でした、すごく」と振り返っている。

 十分とは言えない経験とそこからくる不安の色は、東京合宿におけるボーカル・ダンス審査にも表れ「アマチュアのように見えます。基礎からしっかりやらないといけません」という言葉とともにシビアな結果を突きつけられた。しかし、続くスター性評価で披露したオカリナにより初めてポジティブな評を受けた彼女は、その後の東京合宿・SHOWCASEで大きな変貌を遂げることとなる。

 「DALLA DALLA」(ITZY)チームに参加しそれまで未経験であったラップパートを割り振られながらも、萎縮するではなくむしろ「楽しんでやることだけを考えた」という彼女は、初めてのチャレンジに対する心躍る気持ちをパフォーマンスにぶつけることで、大きな存在感を示したのだ。J.Y. Parkからは「キューブを1個もあげていないのに、まるで全部獲得している人のように明るく自信を持って楽しそうにやっている、心から楽しんでいる」と賛辞が送られるとともに、3つのキューブを獲得し韓国合宿の切符を勝ち取るまでに至った。背水の陣を迫られていたにも関わらず、自身を信じぬくことで一気にデビューの階段をかけ上がったその姿は、まさに「DALLA DALLA」の歌詞にある“I'm talking to myself.ひるまないで絶対に/顔を上げて君の夢を追いかけて”というフレーズに重なって映った。

[Nizi Project] Part 1 #9-2

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