GTTB ヤママチミキ&ココ・パーティン・ココ×PARADISES テラシマユウカ&ナルハワールド 対談

GO TO THE BEDS×PARADISES 特別対談 両メンバーに聞く、ギャンパレ分裂~新グループ始動に対する本音

 GANG PARADEから分裂したGO TO THE BEDSとPARADISES。その2組が、2020年8月1日に開催された無観客配信『WACK FUCKiN'SORRY PARTY』で初めてライブを行った。

MAKING OF GO TO THE BEDS & PARADISES (Digest)

 スプリットアルバム『G/P』のリリース後、同時にフルアルバム『GO TO THE BEDS』『PARADISES』をそれぞれリリースし、8月26日にはティッシュ、Tシャツ、Blu-rayなどが同梱された超豪華盤『GO TO THE BEDS & PARADISES -LUXURY TISSUE BOX-』もリリースするなど、つかず離れずの活動をしている2組だが、そもそも分裂を知ったときはどう感じたのだろうか? そして、私たちがGANG PARADEの代表曲「Plastic 2 Mercy」を再び聴ける日は……?

GO TO THE BEDS ヤママチミキ&ココ・パーティン・ココ×PARADISES テラシマユウカ&ナルハワールドが解説 『LUXURY TISSUE BOX』の推しポイント!

 今、視線の先にあるものを、GO TO THE BEDSのヤママチミキとココ・パーティン・ココ、PARADISESのテラシマユウカとナルハワールドに聞いた。(宗像明将)

(無観客配信ライブでは)「ナルハの成長には驚いた」(ヤママチ)

左からテラシマユウカ、ナルハワールド、ココ・パーティン・ココ、ヤママチミキ

ーー8月1日の『WACK FUCKiN'SORRY PARTY』で、配信とはいえ初めてライブをしましたね。あのときの感想を教えてください。

ヤママチミキ(以下、ヤママチ):GO TO THE BEDSは急遽4人でのパフォーマンスだったんですけど(ココが欠席)、お客さんの期待には絶対に応えたくて。やっぱりお客さんも4人だったことに焦点を当てて評価をしてくださっていたので、それを超えられるものをこれから5人で作っていきたいです。

テラシマユウカ(以下、テラシマ):画面越しではあるけど、お客さんと触れ合う時間ができて、自分たちが今後どういう見せ方をしていけばいいのかを見つけられたライブになりました。

ナルハワールド(以下、ナルハ):私は、ギャンパレのときはあまり前に出ることができなかったんですけど、自分ができることは積極的にやっていきたいと思うようになりました。

ーーお互いのステージを見てどう思いましたか?

ナルハ:めっちゃかっこよかったです。

テラシマ:「ベテランやなぁ」って。客観的にパフォーマンスを見たのが初めてだったので、「こんなにすごい人たちと一緒にやっていたんだ」ってちょっと感動しました。

ヤママチ:リハを見せてもらって、「キラキラしているな、私たちにないものを持っているんだろうな」って感じました。あと、ナルハの成長には驚きました。すごくかわいいけど、個性的なメンバーが大勢集まるとどうしても目立たない存在になってしまっていたんです。今回、一際輝いていたんですよね。表情もすごく良くなったし、自分の見せ方をちゃんと研究して理解しているんだろうなって。

ナルハ:うふふ、嬉しいです。

ーーココさんは見ていましたか?

ココ:リアルタイムで見ていました。GO TO THE BEDSの良い部分と強めていきたい部分、自分自身の今後の課題も見えました。ナルハは元々ポテンシャルが高い子なので、今まではもったいない部分もあった。でも今はナルハが個人の仕事をがんばっていて、そういう積み重ねが自信につながっているんじゃないかな。他にもメイちゃん(キラ・メイ)が入って、新人の子特有の、その期間に出せるものにもすごいグッときたし、2人を月(月ノウサギ)とユユ(テラシマ)が引っ張っていく感じも素敵だった。

「ギャンパレを続けられなかったことは本当に悔しかった」(テラシマ)

ーーみなさん、お互いをちゃんと見ていますね。そもそも、ギャンパレが分裂すると聞いたときはどう感じましたか?

ナルハ:そのときのギャンパレって、あまり前に進めず立ち止まっていて。最初は新しいグループを作ることに対して不安があったけど、もう一度最初から活動に関して見直す、という面では良かったのかな。

テラシマ:(カミヤ)サキちゃんが抜けて、ギャンパレを続けられなかったことは本当に悔しかった。でも、サキちゃんが辞めることで終わる可能性も私は考えていて。それでも続けていける道があることが嬉しかったし、絶対に結果を残さないとダメだと思いました。

ーーギャンパレが終わるかもしれないという話はメンバー同士でしていたんですか?

ココ:「そういうことを言われてもおかしくない」とは各々感じていて。分裂の構想もユニットという形で、サキちゃんが辞める話の前からあって。

テラシマ:ココは最初はPARADISES側だったんですよ。

ココ:サキちゃんも含めたユニットの構想があって、当時の10人を半分に分けると私はキャリア的に下の扱いなんですよ(笑)。PARADISESにいた未来もあったかもしれない。そこはもちろん渡辺さん(渡辺淳之介/WACK代表)がキャリアとかキャラクターを考えて振り分けてくださったんですけど。

ヤママチ:自分たちがいけないんですけど、5年続けたギャンパレをこれから先はやっていけないというのはショッキングでしたね。

ーーしかもヤママチさんは、もともとはカミヤさんのファンでしたよね。

ヤママチ:サキちゃんが脱退するという報告を受けた直後に分裂することも話されて。ショックがでかすぎてあまり覚えていないんですけど……(笑)。

テラシマ:ミキちゃん、ずっと泣いてた。

ヤママチ:渡辺さんがドク(ユイ・ガ・ドクソン)に向かって「おまえ、どうすんだよ」って言って、ドクは「いろいろあったけど、でもがんばりたいです」って。メンバーがひとりでも「がんばる」って言っているなら私もがんばらなきゃいけない。あのドクの言葉に私は救われました。

ーー辞めたくなった人はいなかったんですか?

全員:それは考えなかったです。

関連記事