iKONのファッショニスタ DK、ムードメーカー JU-NE、マンネ CHAN…マイペースな年下メンバーたち

愛嬌と表現力でチームを盛り上げるマンネ、CHAN

　他のメンバーに対して、途中参加となったマンネ（末っ子）のCHAN。SONGと似ていることから「双子モンスター」と言われ、本当の兄弟のように可愛がられている姿が微笑ましい。末っ子らしい愛嬌たっぷりなキャラクターで、年上メンバーにイタズラを仕掛けることも少なくない。

　その愛らしさは、彼の経歴を振り返れば納得のところ。幼い頃は子役として『花より男子』や『相続者たち』など日本でも人気のドラマに出演。東方神起の「風船」MVにてチャンミンの子供時代役で出演していたことから、JU-NEと同じく『スターキング』に“リトル東方神起“として出演した経験もある。

　“いつも人から見られること“、“チームで何かを作り上げること“の大切さを、きっと自然と身につけたのではないだろうか。彼のパフォーマンスは、堂々としていながらも、周囲との調和をしっかりと取れているのが印象的。特に視線の配り方や表情の作り方は、さすがの一言だ。単に振りを踊るのだけではなく、楽曲の世界観を表現した雰囲気を創り出すことが抜群にうまい。

　そんな演者としての素養が備わったCHANが発信する、YouTubeチャンネル『チャヌサリ』も登録者数56.7万人（2020年8月13日現在）と絶好調だ。可愛いマンネのために、メンバーも友情出演をしており、仲睦まじい姿が楽しめる。動画内で「幼いころの夢は俳優だった」と語っていたCHAN。「チャンスがあればいつか演技の仕事でも活躍したい」とも明かしていた。この愛されマンネが、iKONが紡ぐドラマをさらに広げていくキーマンになってくれるのではないだろうかと期待が高まる。