『ukka 1st streaming live 2020』

ukka、実力見せつけた配信ライブ 全20曲で伝えたパフォーマンスのレベルの高さ

 コメント欄の鳴りやまないアンコールを受けて、ukkaはツアーTシャツ姿で再登場。ONIGAWARAの提供曲「それは月曜日の9時のように」でアンコールをスタートさせた。

 最後のMCでは、村星りじゅは7カ月ぶりとなるワンマンライブに感極まり、涙をこらえられなかった。そんな彼女の身体に、水春がそっと手を添える。

 そして、「さいしょのさいしょ」から、Have a Nice Day!の浅見北斗が作詞作曲した「リンドバーグ」へ。2018年11月27日にHave a Nice Day!とのコラボレーションで新宿ロフトで披露されたときの「密」の極みのような映像も思いだしたが、フロアに人がいなくても満足させるパフォーマンスを見せるのが現在のukkaなのだ。

 最後に、2020年9月6日にZepp Tokyoでワンマンライブを開催することを発表。メンバーはカメラに向かって一言述べてから去っていった。水春は「おやすみ〜」と言っていたが、そのときまだ16時47分。早い。

 新型コロナウイルスの感染拡大は続き、ライブに関しては流動的な日々がまだまだ続く。かつてのように、客席からステージを直接見られるとは限らない。そんな状況だからこそ、楽曲、ボーカル、パフォーマンスのレベルの高さを配信でも伝えられるukkaの強さを改めて痛感したのが『ukka 1st streaming live 2020』だった。

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