AB6IX、OH MY GIRL、MAMAMOO、ASTRO……最終日は出演アーティストが映像で集合 『KCON:TACT』後半レポ

全アーティストが映像で登場した最終日

 この日はATEEZ、チョンハ、ONEUS、VICTONがイベントに参加。

チョンハ

 最近カムバックしたVICTONは、新曲「Mayday」を含めてステージを披露。これまで印象的だった『KCON』に「2017年の日本の『KCON』」を挙げたチャンは、日本人ファンとのビデオトークで「こんにちは! あ、夜だからこんばんはですね」とさりげなく日本語力をアピール。さらに「いつも君のそばにいるよ」と日本語でファンへメッセージを届けた。

VICTON

 昨年も『KCON』を盛り上げたONEUSは、0時をまたいで日付が変わった瞬間に誕生日を迎えたKEONHEE(コンヒ)の誕生日ケーキが登場。思わぬサプライズに「『KCON』のステージでファンのみなさんの顔を見て力をもらって、たくさんの方に直接こうしてお祝いもしていただいてとても幸せです。今日のことは絶対忘れられないと思います」と感激していた。さらに、コンヒが考案したというハート(顔の後ろで腕を交差させて、白鳥の首のようにハートを作る)も披露した。

ONEUS

 ATEEZはすでに新人の域を飛び抜けたパフォーマンスで終始ステージを掌握。オープニングアクトではバーチャルとリアルを合成するテクノロジーを駆使した新しいステージを見せ、HONG JOONG(ホンジュン)も「とても感動的なステージになりました」と満足げ。カバーステージではEXOの「Growl」も披露し、パフォーマンス力の高さを見せつけたかと思えば、ミート&グリートではSAN(サン)とYEO SANG(ヨサン)が描いたイラストを元に何の曲かを当てる「Drawing Dance Revolution」コーナーでメンバー全員がにぎやかにおしゃべりしだす、年齢相応な素顔も垣間見ることができた。

ATEEZ

 この日は最終日ということもあり、『KCON:TACT 2020 SUMMER』に出演した全アーティストが映像で登場。それぞれのアーティストが「WE are all here TOGETHER: To you」を歌う映像を別個に撮影し、ひとつに編集したもので、今この時だからこその手法とメッセージを持つこの曲で、『KCON:TACT 2020 SUMMER』は幕を閉じた。

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[KCON:TACT 2020 SUMMER] WE are all here TOGETHER: To you | 그대에게

■尹秀姫
東京都出身。フリーランスの編集・ライター。K-POPを中心に様々な媒体でインタビュー・コラムを執筆。『韓国語ジャーナルhana』のミュージックページ担当。WANNA ONEの解散であれだけ号泣したのに、今はIZ*ONEが気になっている懲りない性分。

『KCON:TACT 2020 SUMMER』公式サイト

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